派遣社員・契約社員でも審査に通るコツとは

キャッシング基礎知識

2015.07.31

mag070

派遣社員や契約社員の方でも、カードローンの審査は問題なく通ります。
確かに正社員の方が有利ですが、これだけ非正規雇用の多い時代ですから。
「契約社員や派遣社員はダメ」としていると、カードローン会社の側も、利益を損ねてしまうわけです。

というわけで、これらの雇用形態の方でもキャッシング審査は問題なく通ります。
なので安心して気軽に申し込んでください。

見出し一覧

1.契約社員・派遣社員が審査に申し込みやすくするコツ
1-1.会社に許可されるなら、アルバイトを増やす
1-2.多重債務を一つにまとめる
1-3.使っていないクレジットカードを解約する
1-4.現時点の借入残高を少しでも減らす

2.まとめ「派遣社員・契約社員でも、決して審査で不利ではない」

1.契約社員・派遣社員が審査に申し込みやすくするコツ

契約社員や派遣社員の方が審査に通るコツは、他の職業の方と同じ。
ただ、正社員や公務員にはない強みがあります。
それが「副業をしやすい」ということ。

禁止されている会社ももちろん多いでしょうが「正社員より緩い」のは確かです。
この強みを活かしたコツも含めて、派遣社員や契約社員の方が、キャッシング審査に申し込みやすくするコツをまとめます。

1-1.会社に許可されるなら、アルバイトを増やす

上にも書いた通り、正社員や公務員の人と比べると、契約社員・派遣社員の人はアルバイトをしやすいです。
アルバイトをすれば月収を多く申告できるので、審査で有利になります。

キャッシング審査の年収というのは、必ずしも去年の年収だけを見るわけではありません。
それだったら、今失業中で、去年は仕事をしていたという人の場合、無職というハンディは関係なくなるはずです。
(しかし、関係ありますよね)

同じように、新卒で働き始めた新入社員の方も、学生時代の年収で借りないといけない…ということになります。
しかし実際には、その新しい会社での年収で申告し、カードローン会社もそれを受け入れています。

というように、キャッシング審査はある程度「期待年収」が認められるのです。
もちろん、新入社員の方のように「かなりの確率で、その年収が今年実現する」という見込みがある場合のみ、期待年収で借りることが許されます。

なので、たとえば派遣社員・契約社員をしながらアルバイトを増やしたら、それを数ヶ月続けた後などは、そのアルバイトの年収(想定)も含めて、年収と考えてもいいんですね。

事実、収入証明書で給与明細を出す時は「直近数ヶ月分」となっています。
ということは「直近数ヶ月の月収から、期待年収を出してもいい」というわけです。

もちろん、業者・ブランド・銀行によってルールも違いますし、その人のこれまでの信用情報によって、認められるかどうかは異なります。

ただ、何にしてもアルバイトをして収入を増やせば「実際に返済しやすい」のは確か。
「神は見ている」ではありませんが、こういう「実際に返済しやすい人」というのは、それを審査の数字に出さなくても、なぜか通るものです。

(逆に言うと、落ちて当然の人は、どんな工夫をしても落ちるものです。私も多重債務者だった時代、そうでしたが…)

1-2.多重債務を一つにまとめる

多数の業者やクレジットカードから借りている方、あるいは分割払いをしている方は、それらをすべて一つにまとめましょう。
(たとえば携帯電話の本体の分割払いなども、立派な債務の一つです)

多重債務を一つにまとめると、審査は断然通りやすくなります。理由は、

(1)そういう人は、大抵真面目である
(2)まとめると、実際に金利が安くなる(返済しやすい)
(3)まとめると、返済の手数料が小さくなる(やはり返済しやすい)
(4)一つの業者が多く貸しているということは、その人を信用している証拠

…というものです。
(2)と(3)は、どちらも「返済しやすい」というメリットですね。

現時点の借金を返済しやすいということは、新たに追加される借金も返済しやすいということ。
つまり、キャッシング業者の側も「うちが追加で貸した後も、この人は返済してくれるな」と期待してくれます。

また、あまり知られていないのは(4)。
というのは、「一つの業者が、一人の人にたくさん貸す」というのは、ある意味いいことなのです。

つまり、その業者は「それだけ、その人を信用している」という証拠だからです。
実際、その人が自己破産してしまったら、その業者はそのお金をまるまる失うわけですからね。

たとえば「SMBCモビットから120万円」借りていたら、「SMBCモビットが120万円分、その人を信用した」ということなのです。
逆に「どの会社も10万円しか、その人に貸していない」となったら、その人は「どの会社からも信用されていない」という証拠。

なので、同じ借入総額でも、多重債務の方は、一つにまとめている人に比べて、断然審査で不利なのです。
その逆で、まとめさえすれば、一気に審査で有利になるというわけですね。

1-3.使っていないクレジットカードを解約する

クレジットカードをたくさん持っている方は多いでしょう。
しかし、これは審査で不利になるので解約した方がいいです。

クレジットカードをを複数保有しているということは、「すべてで限度額いっぱいまで買い物して、自己破産」という手段が使えます。
実際、これを確信犯的にやる人もいるのです。

もちろん、そんな利用者は少ないのですが、そういう人物である可能性が少しでもあれば、キャッシング業者は審査に慎重になります。
逆にクレジットカードを解約さえしてくれれば「よし、この人は大丈夫」となるわけですね。

クレジットカードの解約は、やろうと思えば今日中に全部でもできます。
それだけで審査に通る確率が数%でも上がるなら、これはぜひやるべきでしょう。

(契約社員・派遣社員の方に限らず、使える方法です)

1-4.現時点の借入残高を少しでも減らす

当然ですが、現時点の借金が少なければ少ないほど、審査に申し込みやすくなります。
なので、貯金などがある方は、まずそのお金をおろしましょう。

そして、現時点の借金を少しでも返済しましょう。
特に少額の所を潰して、借入件数も同時に減らすというのが一番いいです。

(自分としても、現状がわかりやすくなるでしょうし)

その他、不要品を売却するでも、親や家族からお金を借りるでも何でもいいので、とにかく現金をかき集めて、できるだけ現時点の借入総額を減らします。

こうすると、「借入総額が少ない」というだけでなく、別の理由でも有利になります。
「この人は、マジメに返済をし始めた」という実績ですね。

こういう返済の実績は、すべて信用情報に記録されています。
なので、あなたがマジメに動き始めたことは、すべての業者・ブランド・銀行に伝わるので

もちろん「そうやって審査に申し込みやすくするために、返済したのかも」ということは、業者も考えます。
しかし、それでもいいんですね。その人の本心などどうでもいいのです。

確かなことは、そうして審査の前に少しでも返済する人は「審査を舐めていない」ということです。
「キャッシング審査に通るのは、難しいことである」という自覚を持っているんですね。
持っているからこそ、そうやって事前の準備をするのです。

業者・ブランド・銀行としては、それだけで十分なのです。
「そういう恐怖心を持っている人は、その後の返済もしっかりしてくれます。

なので、契約社員・派遣社員の方に限らず、この方法はかなり効果的なのです。

2.まとめ「派遣社員・契約社員でも、決して審査で不利ではない」

ここまで書いたコツを実践していただけば、契約社員・派遣社員でも、かなり審査に通る確率を上げられます。
これは契約社員・派遣社員の方に限った話ではありませんが、キャッシング審査で職業というのは、それほど重要ではないのです。

より重要なのは、これまでの返済履歴(信用情報・クレジットヒストリー)や、現時点の与信状況(借入総額・借入件数)なんですね。

ある意味キャッシング審査というのは「実力主義」の世界なのです。
職業という肩書も確かに大事ですが、「職業がなんだろうと、返済をしっかりしてきた人間は、信用するぜ」という世界なのです。

もちろん、職業の不利を吹き飛ばすくらいの返済実績というのは、かなりのものです。
「借りまくって、返済しまくっている」という人のみ、職業の不利を吹き飛ばすことができます。

…というように、一番重要なのは「返済実績」。
すぐに変えるコツはここまで書いたような方法ですが、やはり長年かけて積み上げるのが唯一の王道です。

クレジットヒストリーのしっかりしている人生というのは、イコール堅実な人生ですから、自分の人生のためにも、ぜひクレジットヒストリーを改善していってください。

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