アイフルの一秒診断(仮審査)で借入可能かチェックしよう

消費者金融ナビ

2017.07.04

笑顔で電卓を持つ、若い日本人女性

1秒診断で、どこまで審査結果がわかる?

アイフルの1秒診断は、いわゆる借入診断・お試し診断です。他の消費者金融では3秒診断・5秒診断などとも呼ばれていますね。

そのアイフルの1秒診断ですが、これでどこまで大体の審査結果がわかるのか。それを解説していきます。

「絶対に借りられない」人がわかる

結論を書くと「借りられるかどうかがわかる」というよりは、「自分が、絶対にアイフルで借りられない職業・属性かどうかがわかる」と考えてください。たとえば下のような項目で回答すると、「借入不可」を意味する答えがでます。

  • 専業主婦
  • 無職
  • 借入総額が年収の3分の1に達している
  • 年齢が未成年・10代・20才未満である
  • 年齢が70才以上である

ということです。簡単に書くと、下の3項目で一定のラインに引っかかる人は、「借入不可」という答えが返ってきます。

  • 職業
  • 借入総額
  • 年齢

それ以外については、特にお試し審査の結果に違いはありません。最終的には「実際に申し込んでみないとわからない」となります。

アイフルの1秒診断の質問項目は?

アイフルの借入診断・お試し診断では、下のような項目が聞かれます。

  • 年齢
  • 雇用形態
  • 年収
  • 他社借入金額

解説していくと、年齢条件は「20才~69才まで」となっています。なので、上に書いた通り「未成年・10代・20才未満」だったり、「70才以上の高齢者」だったりすると、借入不可となります。逆に言うと、上の年齢制限については60代であれば、アイフルでキャッシングできるということですね。

その他の審査項目

その他の質問項目については、たとえば雇用形態だと、下のような内容があります。

  • 社長
  • 従業員
  • 主婦
  • 専業主婦
  • 無職

「主婦」というのは「パート・アルバイトをしている」という条件です。そして「従業員」については2つに分かれています。

  • 従業員(正社員)
  • 従業員(嘱託・派遣・アルバイト・パート・フリーター)

という風ですね。つまり「正社員か、それ以外か」ということです。契約社員は、嘱託社員にかなり近いものなので、下の方に入ると考えて下さい。

年収については、税込みの昨年度年収を書くだけです。他社借入総額については、下のような借り入れは除きます。

  • クレジットカードのショッピング
  • 住宅ローン
  • 自動車ローン
  • その他の目的別ローン(教育ローンなど)
  • 奨学金
  • 分割払い

逆に含むものは何かというと、下のような借り入れです。

  • 消費者金融
  • クレジットカードのキャッシング

法律的に言うと「貸金業法で管理されている融資の種類」ということですね。そのようなものは「貸金業法第13条の2第2項の規定の対象」になり「年収の3分の1まで」という計算にカウントされるので、含むわけです。

自分の属性情報をチェックする

アイフルでも他の消費者金融でも、お試し診断・借入診断の類はすべて「大雑把」です。アコムに至っては年収すら質問しないというくらいです。

ということで、冒頭に書いた通り絶対に借りられないかどうかがわかるというだけで、実際の審査通過率がどのくらいになるかは、自分でチェックするしかないわけですね。

というわけで、ここではそのような時に「どのような審査条件に注目して、どのような基準で借入可能かどうかを判断すべきか」ということを書いていきます。

年収・勤続年数はどのくらいあればいい?

まず一番重要になるのが年収と勤続年数です。これは明確に決まっているわけではありませんが、年収でなく月収でいうと5万円~7万円が最低ラインとなります。5万円というのは、他の諸条件がすべていいという場合で、本当に「ギリギリのギリギリ」と考えて下さい。できれば月収7万円は最低でも欲しい所です。

月収8万円あれば、年収がほぼ100万円になるので、その10分の1の10万円くらいなら、かなりの確率で借り入れできます。パート収入がある女性でも若年層でも、大体OKです。総量規制のルールから言えば、年収100万円だったら33万円までは借りられるわけですから、その3分の1の10万円程度だったら、普通の感覚で考えても「融資して問題ない」となるでしょう。

勤続年数については、「勤続1年以上あったら、かなりの確率で審査に通る」といえます。もちろん、これも月収・年収やクレジットヒストリーなどが影響してくるので、一概には言えません。しかし、銀行カードローンよりも大幅に低金利であるろうきんカードローンが、勤続1年という条件を掲げていることを考えると、アイフルのような消費者金融であれば、勤続1年あれば十分だといえます。

もっとギリギリの勤続月数でいうと「3ヶ月」は最低欲しいです。できれば半年は勤続しているべきでしょう。一般的に考えても半年程度は働いていなければ「そこで勤務している」とは言い難いからです。

ギリギリのギリギリでも3ヶ月というのは、根拠があります。例えば収入確認資料が必要になった時、給与明細書を提出する時は「2ヶ月分」を出すんですね。給与明細書を2ヶ月分出すには、3ヶ月は勤続している必要があります。そのため、ギリギリのラインが3ヶ月…といえるわけです。

(公式にそう決まっているわけではありませんが、多くの口コミ・評判を見る限りは、そう言えます)

他社借入3件だと、審査に通らない

他社借入件数が3件以上だと、ほぼ確実に審査に通らない…というルールもあります。これは3件規制・3件ルールと呼ばれるもので、大手の消費者金融が定めた自主規制です。

現時点で3件の借入件数がある人は、借入審査に通さないようにするというもので、大体の消費者金融がこのルールを守っています。大手だけでなく、中小業者でもこのルールに従うことが多いです。

つまり「4件目のキャッシングをしよう」としている方の場合、審査落ちのリスクがかなり高いということですね。一度申し込んで見てだめだったら、2回目の申し込みでも、ほぼ間違いなく落ちると思って下さい。

これまでの借入・返済の履歴

特に審査結果を左右するのは、これまでの借入・返済の履歴、いわゆるクレジットヒストリーです。ここで大きな問題があると、いわゆるブラックリストとなり、それだけで確実に審査に通らなくなります。

具体的には、下のような返済トラブル(異動情報)を記録すると、ブラックリストになります。

  • 重度の遅延・延滞
  • 強制解約・退会
  • 代位弁済
  • 債務整理

重度の遅延・延滞というのは「61日~3ヶ月」という長期にわたる延滞・滞納です。実際には、ここまで長期間延滞・滞納する前に強制退会・強制解約となる…というパターンも多いのですが。何はともあれ、このような長期延滞をしたことがある人は、それによって審査に通らなくなることが多いです。

強制退会・強制解約については、普通に利用して返済している限りは、まずなりません。重度の延滞・滞納をしたか、もしくはクレジットカードの現金化などの規約違反の行為をしたか…というくらいになります。

代位弁済というのは返済不能になって、保証会社が代わりに返済するというもの。要は貸し倒れと同義語と考えて下さい。保証会社というのは「保証人の会社版」なので、自分たちが保証した借り手が返済不能になったら、代わりに返済するということです。

債務整理というのは、種類を一覧にすると下のようになります。

  • 自己破産
  • 個人再生
  • 特定調停
  • 任意整理
  • 過払い金の返還請求

過払い金の返還請求については、正確には「任意整理の一種」なのですが、これが任意整理の中でも一番件数が多いので、過払い金の返還請求だけ独立させて考える…ということもよくあります。

何はともあれ、このような返済トラブルや事故情報・異動情報が記録されている場合は、アイフルの審査も通らないと思って下さい。

10秒簡易審査だったらSMBCモビットが最強

アイフルの1秒診断もスピーディーですが、さらにすごいのはSMBCモビットです。「10秒簡易審査」というものですが、これは何と「借入診断・お試し診断ではなく、本格的な審査」なんですね。ここでは特に急ぎでお金を借りたい方のために、このSMBCモビットの10秒簡易審査についてまとめていきます。

限りなく本審査に近い結果

SMBCモビットの10秒簡易審査というのは、上で書いたアイフルの1秒診断の質問項目のように「簡単なもの」ではありません。本審査の審査項目に、すべて回答するというものです。つまり、下のような内容すべてですね。

  • 勤務先名
  • 勤務先住所
  • 勤続年数
  • 入社年月日
  • 勤務先規模(従業員の人数)
  • 自宅住所
  • 居住年数
  • 自宅名義
  • 運転免許証の有無

などなど。まだ他にも多数ありますが、こういう「全ての審査項目」に回答した上で、「10秒で簡易審査結果表示」してもらう…ということです。

この10秒簡易審査の結果が覆るとしたら、「個人信用情報に問題があった」「在籍確認が取れなかった」などの要素になりますが、基本的にこのようなことはありません。なので、「限りなく本審査に近い結果」ということができるのです。

落ちそうだったら、次の申し込みの準備を

このようにすぐに大体の審査結果がわかると、急ぎでお金を借りたい人の場合は、次の行動を起こすことができます。SMBCモビットで審査落ちしてしまったら、すぐに次の消費者金融での審査の申し込みができるようにしておく…ということですね。申込みフォームをざっと見て、記入する内容を頭にイメージトレーニングするだけでも、記入は圧倒的に早くなります。

もちろん、SMBCモビットで審査通過していたらそれはそれで一番うれしいことです。何しても「今日中に絶対にお金が必要」というような場面でも、このような対策がとれるというのが、SMBCモビットの10秒簡易審査のメリットと言えるでしょう。

同時申込みはしてはいけない

これはSMBCモビットで申し込む時でも、アイフルで審査の申し込みする時でも同じですが、複数の消費者金融・銀行カードローンに同時申込みをしてはいけないというルールがあります。理由は「あちらが融資するかどうかわからないので、審査のしようがない」ということです。

つまり、たとえばアコムで「この人は、30万円までは融資してもいいな」と思ったけど、同時にノーローンでも申し込みしている―。となったら「ノーローンがいくら融資するかわからないから、この人はとりあえず見送っておこう」となる可能性が高いです。あるいは、本来30万円借りられるはずだったのに10万円の借入枠で終わってしまう…などですね。

何はともあれ、キャッシングの審査の同時申込みはこのように不利ですし、最悪の場合は「申込みブラック・審査ブラックに入る」ということで、今後新たな借入審査に通らなくなるリスクがあります。そのため、くれぐれも、どれだけ急ぎでお金が必要な時であろうと、同時申込みはしないようにして下さい。

アイフルの1秒診断・まとめ

以上、SMBCモビットの10秒簡易審査の紹介も交えつつ、アイフルの1秒診断や審査基準について語ってきました。最後に要点をまとめると下のようになります。

  • 1秒診断でわかるのは「絶対に借入不可かどうか」
  • 年齢条件や職業・属性などで引っかかると、借入不可という意味の答えが出る
  • 1秒診断はあくまで参考程度なので、自分で職業・属性をチェックしながら診断すべき

と、このようなポイントになります。基本的には普通の生活をしている人は、アイフルでもどの消費者金融でも、大体審査を通過できると思って下さい。

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