本人確認書類って?収入証明書って?審査で必要な書類についてまとめ
キャッシングの審査では、本人確認書類が必須です。
また、場合によっては収入証明書も必要です。
ここでは、本人確認書類・収入証明書として認められるのはどんな書類か、それぞれの注意点は何か…などをまとめます。
【目次】
1本人確認書類について
1-1.本人確認書類として認められる書類一覧
1-2.運転免許証が一番いい理由
1-3.「顔写真なし」の身分証の場合、2種類求められることも
2.収入証明書について
2-1.どんな書類が「収入証明書」になる?
2-2.希望金額が一定以上の場合、収入証明書が必要
2-3.自営業・会社経営者も収入証明書が必要
2-4.「収入証明書」と「所得証明書」は違う
3.キャッシング審査の書類提出のやり方
3-1.パソコンからアップロード(メール送信)
3-2.携帯・スマホで写メ撮影
3-3.無人契約機(自動契約機)で、スキャン
1本人確認書類について
1-1.本人確認書類として認められる書類一覧
キャッシング審査で本人確認書類(身分証明書)となるのは、下のような書類です。
■どの金融機関でもOK
・運転免許証
・各種健康保険証
・パスポート
■業者・ブランド・銀行によってはOK
・住民基本台帳カード(住基カード)
・住民票(発行から3ヶ月以内のもの)
・印鑑証明書(発行から3ヶ月以内のもの)
■外国人の場合
・特別永住者証明書
・在留カード
…以上が、すべて身分証明書(本人確認書類)として認められます。
1-2.運転免許証が一番いい理由
本人確認書類の中で、一番信用性が高いのは「運転免許証」。
いくつかの業者の申込みフォームにも、「運転免許証の有無」をたずねる項目があるくらいです。
運転免許証の信用度が高い理由は「顔写真がある」「定期的に更新される」「紛失した時最も気づきやすい(なりすましの申し込みの可能性が低い)」ということ。
たとえばパスポートだと、10年に一度くらいしか更新されないですし、紛失してもなかなか気づきません。
そのため、「誰かが盗んで、なりすましている」という可能性もあるわけです。
保険証は比較的気付きやすいですが、それでも免許ほどではないし、国民健康保険証など、顔写真もありません。
ということで、この三大身分証の中でも、運転免許証が一番信用度が高いわけです。
1-3.「顔写真なし」の身分証の場合、2種類求められることも
これは業者・ブランド・銀行によってルールが異なりますが、たまにこういうこともあります。
「顔写真なしの身分証明書は、2種類提出」ということですね。
この場合、2種類目に顔写真がついている(パスポートなど)ということも多く、「最初から、顔写真ありの方だけ出す」方が早いです。
最近は、顔写真なしでも1種類でOKという業者・ブランド・銀行が多いです。
ただ、一応念のため、無人契約機で審査を受ける時などは、2種類持っていきましょう。
(片方の身分証の読み取りが、不鮮明になってしまうことも、ごくまれにあるので)
2.収入証明書について
2-1.どんな書類が「収入証明書」になる?
カードローン審査では、下のような書類が「収入証明書」となります。
(全部原本でなく「写し」でOKです)
■サラリーマンの場合
・源泉徴収票
・給与明細書
・課税証明書
・所得証明書
…など
■自営業・個人事業主の場合
・確定申告書
・課税証明書
・所得証明書
…など
以上の書類が、キャッシング審査の「収入証明書」となります。
2-2.希望金額が一定以上の場合、収入証明書が必要
収入証明書は、キャッシング審査では基本必要ありません。
しかし、「希望金額が大きい時」は必要です。
- 消費者金融…50万円以上
- 銀行カードローン…100万円~300万円以上
…という金額を希望する場合、収入証明書が必要です。
逆に言えば、それまでは不要です。
消費者金融でも50万円OKなので、大抵の方はこれで十分でしょう。
銀行カードローンの数百万円というのは、主に返済計画再編のためのローンで使う方が多いかと思います。
(買い物に使う方もまれにいますが)
2-3.自営業・会社経営者も収入証明書が必要
自営業・個人事業主・フリーランス・法人経営者…。
これらの属性に該当する方は、すべて収入証明書が必要です。
希望金額が小さい場合でも、必要になります。
職業が不安定なので、その分を収入証明書によって補うということです。
同じ収入で会社員の方と比較すると、やや不利な審査になります。
限度額が小さめになることも多いです。
しかし、自営業でも長年事業を続けている方や、年収が多い方、これまでのクレジットヒストリー(キャッシング歴)がいい方…。
これらの方は、会社員に負けないくらい評価されます。
2-4.「収入証明書」と「所得証明書」は違う
「収入証明書」と「所得証明書」はよく混同されますが、違います。
- 収入証明書…収入を証明する書類全般
- 所得証明書…市町村が発行する「源泉徴収票を合算した」書類
…ということです。
源泉徴収票を複数もらったことがある方は、意味がわかるでしょう。
源泉徴収票というのは、その会社が、「あなたの代わりに、前もって納税した」というものです。
そして、あなたが複数の会社で働いていたら、源泉徴収票が何枚かあるわけです。
それらをバラバラで提出すると面倒なので「合算したもの」を国が用意してくれるんですね。
各会社が納税している以上、国もあなたの今年の年収を把握しているのです。
(源泉徴収された分だけは)
なので「合算したらこれだけありました」という書類を出してくれるんですね。
これが「所得証明書」です。
名前が似ているためしばしば混同されますが、注意してください。
3.キャッシング審査の書類提出のやり方
3-1.パソコンからアップロード(メール送信)
パソコンの場合は、メールのファイル添付と同じ要領でできます。
- 申込みフォームに、アップロード機能がある
- 申し込み後、折り返し来たメールに、添付して返信する
…という2通りの方法があります。
両方採用している業者もあれば、片方だけの業者もあります。
何にしても、難しいことは特にありません。
スキャナがない場合は、デジカメなどで撮影してもOKです。
3-2.携帯・スマホで写メ撮影
携帯電話(ガラケー)やスマートフォンの場合、写メで撮影して送信すればOKです。
特にスマホの場合、大手の消費者金融や銀行カードローンは、みんなアプリを持っています。
アプリの場合、その指示に従って撮影するだけなので、とても簡単です。
3-3.無人契約機(自動契約機)で、スキャン
パソコンもなく、携帯やスマホも使えないという場合。
(携帯料金を払えなくて、止められている方は意外と多いです)
この場合も無人契約機に行ってスキャンすればOKです。
大手の消費者金融ならどこでも無人契約機を持っていて、スキャン機能も必ずついているので、問題ありません。
4.まとめ&補足「その他のキャッシング審査の必要書類」
その他は、申込者の条件によって、下のような書類が必要になることがあります。
■家庭に入っている女性
・婚姻関係の証明書…住民票など
・配偶者の同意書…夫の同意書のこと
・配偶者の収入証明書…基本的に不要ですが、場合によっては必要
■学生(大学生・大学院生など)
・親権者の同意書…親の同意書のこと。不要なことが多い
・学生証…学生専用ローンの場合
■電話連絡をなしにしたい場合
・給与明細書…会社の住所があるもの
・会社の保険証…上に同じ
…という風です。
その他、事業者向けローンの場合は「決算書」など、特殊なローンなら、それぞれの必要書類があります。
とりあえず、個人向けカードローンの場合「身分証明書」だけでOK…と思ってください。
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