アコムの金利と返済する際の手数料・返済方法を調査

消費者金融ナビ

2017.07.04

コインとお札と預金通帳と電卓

アコムは下限金利が特に安い

アコムの金利(実質年率)の特徴を書くと、まず下限金利が特に低金利である…という点が指摘できます。「3.0%~18.0%」という実質年率ですが、この下限金利の安さは、SMBCモビットの「3.0%~18.0%」とまったく同じで、大手の消費者金融トップです。

借入総額が大きい時は有利になる

このように下限金利が低金利だとどんなメリットがあるのかというと、高額キャッシングをする時に、特に低金利になるということ。キャッシングというのは、借入金額が大きくなればなるほど金利が下がって行きます。つまり「下限金利というのは、高額借入をする人のための金利」ということですが、そのような大きい金額のキャッシングをする方にとっては、アコムの下限金利の安さは、大きなメリットになるということです。

たとえばアコムの最高借入枠は800万円なので、800万円近く借りると、適用金利が3.0%になる可能性が高い…ということですね。適用金利というのは、その人の総合的な信用度(クレジットスコア)によって決まるので、800万円借りれば3.0%、というように明確に決まっているわけではありません。しかし、そのような高額キャッシングをする人であれば、3.0%という銀行カードローン顔負けの低金利になることもある…というわけです。

ほとんどの人には無関係?

キャッシングの知識がある人だとしているかも知れませんが、実は下限金利というのはほとんどの人にとっては無関係です。というのは、800万円どころか、100万円すら借りるのは難しいからです。こう書くと「借入超過者・多重債務者の方々で、100万円以上借りている人は山ほどいるのでは?」と思うでしょう。確かにそうですが、あれは「複数の業者から借りて、合計100万円以上」なんですね。「一つの消費者金融・銀行カードローンから100万円以上借りる」というのは、それなりのクレジットスコア(信用度)がある人でなければ難しいのです。融資する金融機関の側にとっては、一人に対して高額を貸し付けるというのはかなりのリスクですからね。

まして消費者金融の場合は銀行カードローンよりも金利が高いですから、アコムから100万円はもちろん、50万円借りるのも難しい…というのがほとんどの人の実情です。また、それは借入超過者・多重債務者を出さないために重要なことでもあります。(つまり、アコムにしてもその他の消費者金融にしても、意地悪をしているわけではありません。破産者を出さないためです)

ということを考えると、ほとんどの利用者は100万円以下の借り入れしかできず、100万円未満のキャッシングでは上限金利が適用されるということで、下限金利の安さというのは、実はあまり意味がない…という指摘もあるんですね。

(しかし、下限金利が高い消費者金融よりは、安い消費者金融の方がいいだろうということです。)

アコムと総量規制

ちなみに、上に書いた「高額借入が難しい」というのは、貸金業法の総量規制というルールを見てもわかります。これもカードローンの知識がある人にとっては完全に常識でしょうが、「年収の3分の1までキャッシングできる」という基準です。

これをアコムの最高限度額の「800万円」に当てはめてみると「年収が2400万円必要」ということなんですね。気が遠くなる金額です。

そして、消費者金融を利用する方は大体年収300万円程度ですから、その年収の3分の1というと「100万円」なのです。つまり法律的な上限いっぱいまで借りられたとしても、100万円ということなんですね。100万円までは、先に書いた通り「上限金利が用いられる」わけですから、下限金利はますます関係なくなるわけです。

(別にアコムの下限金利の安さを否定するわけではありません。繰り返しますが、高額キャッシングをできる人にとっては、このような借入先は非常にありがたいわけですから)

初回30日間無利息が一番のメリット

アコムの金利・利息面の一番のメリットは、実は下限金利の低さではないんですね。初回30日間無利息というサービスです。初月の利子が0円になる…と言うものですね。

これは少し計算してみるとわかりますが、大きな破壊力があります。何と「初回30日間無利息で借りると、銀行カードローンよりも5ヶ月程度低利息になる」のです。

アコムが銀行カードローンより低利息になる?

たとえばそれぞれで「50万円」借りたとしましょう。この時の1ヶ月の利息は、アコムと銀行カードローンでそれぞれ下のようになります。(大体の数値です)

  • アコム…約7500円
  • 銀行カードローン…約6000円

このように「1500円」の利息差がつきます。しかし、アコムは「初回30日間無利息」ですから、これが最初の1ヶ月は下のようになるわけですね。

  • アコム…0円
  • 銀行カードローン…6000円

こうして、アコムが利子総額で、6000円リードする(安くなる)ということです。そして、翌月からは普通に戻って、銀行カードローンがこの「6000円分のリードを縮めていく」わけです。どのくらい縮めるかというと、計算を箇条書きすると下のようになります。

  • 差は6000円
  • 毎月、銀行カードローンの方が1500円安い
  • つまり、1500円ずつ差が縮まる
  • 4ヶ月で追いつく

ということです。「じゃあ、アコムの方が安いのは4ヶ月ではないか?」と思われるかも知れませんが、最初の1ヶ月がこれにプラスされるので、5ヶ月になるのです。銀行カードローンの追い上げが始まったのは「2ヶ月目」からですからね。

ということで、計算上は「最初の5ヶ月は、アコムなどの30日間無利息の消費者金融の方が低利息になる」ということ。意外かも知れませんが、30日間利子ゼロというサービスには、これだけの破壊力があるのです。

他社の無利息期間と比較すると?

アコム以外の消費者金融・銀行カードローンでも、このような無利息サービスを提供している所はあります。まず一覧にすると下のようになります。

  • 新生銀行カードローン レイク…初回30日間無利息、5万円まで180日間無利息
  • ノーローン…何度でも1週間無利息
  • プロミス…初回30日間無利息、ポイントを貯めれば何度でも30日間無利息
  • アイフル…初回30日間無利息

プロミスはWEB明細利用・メールアドレスの登録が必要となっています。…という注意書きはさておき、アコムと同じ初回30日間無利息は、プロミス・アイフル・新生銀行カードローン レイクという、3つのキャッシングブランドが持っているということですね。

個性的なのは、ノーローンの「何度でも1週間無利息」、新生銀行カードローン レイクの「5万円まで180日間無利息」です。どちらも少額向けの無利息サービスですが、もし少額を借りて短期間で返すというならノーローン、それを長期間借りたいというのであれば新生銀行カードローン レイクがいいでしょう。

(ちなみに、新生銀行カードローン レイクの2種類の無利息期間は、同時に併用することはできません)

プロミスの「ポイントを貯めれば」と言うものですが、これはプロミスを利用して会員ページにログインしたり、お知らせを受け取ったりすると、その度にポイントが貯まっていきます。それが大体1年程度(期間は人による)で、30日間無利息になるくらい貯まるので、その時また30日間無利息のキャッシングができる…ということです。

アコムで再契約した場合は?

アコムで一度借りて完済し、解約してまた再契約した…という場合には初回30日間無利息のサービスはどうなるのか。これは結婚して名字が変わったりしない限りは、再度利用することはできません。アコムでの借り入れ自体は再度することも可能(なことがほとんど)ですが、初回30日間無利息については、「二度目はなし」というのが通常です。

それはそうですよね。そうでないと、完済する度に解約されて、またその人が借りに来る度に初回30日間無利息にして…という「出血大サービス」をしなければいけません。確信犯的にこれをやる人も特に反社会勢力などでいるので、ここまでのサービスはさすがにできない…ということです。

アコムと他の業者・ブランド・銀行の金利差

ここまではアコムの金利だけを見たり、無利息期間について比較したりしてきました。ここからは、実質年率(金利)を他の銀行カードローン・消費者金融と比較する…というやり方で、アコムの金利(実質年率)について語っていきましょう。

銀行カードローンとの金利差

まず三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」などの銀行カードローンと比較すると、どうなるか。一般的な銀行カードローンとアコムの金利(実質年率)は、それぞれ下のようになっています。

  • アコム…3.0%~18.0%(実質年率)
  • 銀行カードローン…4.0%~14.5%(実質年率)

銀行カードローンの金利は「三井住友銀行カードローン」のものです。三井住友銀行の実質年率(金利)が一番標準的なので、これを例に出しました。

見ての通り、上限金利(高い方の金利)ではかなり差がついています。3.5%の金利差ですね。

これに対して、下限金利についてはアコムの方が三井住友銀行カードローンより安いというのがわかるでしょう。キャッシングの知識がある人だと「最高限度額が違うのでは?」というツッコミがあるかも知れませんが、最大限度額は両方800万円なので、同じです。つまり「アコムは最高融資枠が大きいから下限金利が安い」ということではなく、純粋に下限金利が安いのです。

これは「銀行カードローンの方が常に低金利」と思っている方にとっては、かなり意外でしょう。もっとも、先にも書いた通り「下限金利は、大部分の人のキャッシングには無関係」なので、適用される人はほぼいないのですが…。

他の消費者金融との金利差

続いて、他の大手の消費者金融との金利(実質年率)の比較もしていきましょう。それぞれ一覧にすると下のようになります。

  • アコム…3.0%~18.0%(実質年率)
  • アイフル…4.5%~18.0%(実質年率)
  • プロミス…4.5%~17.8%(実質年率)
  • SMBCモビット…3.0%~18.0%(実質年率)
  • ノーローン…4.9%~18.0%(実質年率)

まず、上限金利についてはプロミスが17.8%と、若干低金利であとはみんな18.0%ということがわかります。つまり、ここでは差がつきません。30日間無利息があるかどうかで差がつくので、そういう点では30日間無利息のサービスがあるアコムは有利です。(逆にないのはSMBCモビット・ノーローンで、これらは不利です)

下限金利については、かなりバラつきがあります。SMBCモビットはアコムと同様3.0%で、最大融資枠も800万円と同じです。なので、下限金利の条件は同じ。あとは初回30日間無利息があるという点で、アコムが総合的には有利ですね。

アイフル・プロミス・ノーローンとの下限金利の比較は難しいです。プロミス・アイフルは「最高限度額500万円」でアコムより小さいですし、ノーローンはもっと小さく「最高借入枠300万円」です。

最大限度額が違うと下限金利の純粋な比較はできないので、ここでは比較の結論は出しません。ただ条件が同じSMBCモビットとの比較を見ても、アコムは大手の消費者金融の中で特に低金利と言っていいでしょう。

学生専用ローンとの比較

少々マイナーな所で、中小業者の学生専用ローンと比較してみましょう。学生専用ローンの金利は様々ですが、中にはアコムより上限金利が1.0%程度安い…という所があります。

アコムより低金利ということは、つまり大手の消費者金融より低金利ということですが、そのような中小の消費者金融で借りるのと、アコムで借りるのはどちらが得なのか。結論を書くと30日間無利息があるので、アコムです。

上に書いた通り、「3.5%の金利差がある銀行カードローン」でも、最初の5ヶ月はアコムの方が低利息になったわけですね。ということは、学生専用ローンの「1.0%の金利差」というのは、「アコムに追いつくまでに、銀行カードローンの3.5倍の月数がかかる」ということです。つまり、5ヶ月の3.5倍で「約18ヶ月」、1年半となります。一年半あれば、大抵の借り入れは完済できるか、ほぼゼロまで持っていけるので、そこまで来たら1%の上限金利の差など関係ありません。

つまり、ほとんどの場合は、学生専用ローンとアコムだったら「アコムの方が実際の利子総額は安くなる」ということです。

アコムの実質年率(金利)・まとめ

以上、アコムの金利(実質年率)や初回30日間無利息、他の消費者金融・銀行カードローンとの比較などをしてきました。最後にポイントだけ書き出すと、下のようになります。

  • アコムの金利(実質年率)は「3.0%~18.0%」
  • SMBCモビットと、最高限度額・実質年率ともに同じ
  • 初回30日間無利息なので、短期間の借り入れなら銀行カードローンよりも低利息
  • 学生専用ローンよりも低利息
  • SMBCモビットは30日間無利息のサービスがないので、SMBCモビットよりアコムが低利息
  • プロミス・アイフル・ノーローンとの比較は難しい
  • 下限金利の安さは、三井住友銀行カードローンなどの銀行を超える

ということです。銀行カードローンの下限金利のみ補足すると、オリックス銀行カードローンはアコムとまったく同じ条件です。(最高限度額・下限金利ともに)

イオン銀行カードローンBIGは、同じ最高限度額800万円で「3.9%」と、アコムより下限金利が大分高くなっています。こうした点を見ても、アコムの金利・利息面のサービスの良さがわかるでしょう。

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