新生銀行カードローン レイクの金利と返済する際の手数料・返済方法を調査
この記事で分かること
短期間なら、一番低利息な銀行カードローン
実は、新生銀行カードローン レイクは短期間のキャッシングであれば、一番低利息な銀行カードローンです。「低金利」ではなく「低利息」というのがポイントです。つまり、実質年率(金利)は高いものの、30日間無利息のサービスがあるので、それによって半年程度は、一番低利息になるということ。まずはこの点から、新生銀行カードローン レイクの金利・実質年率について説明し、返済方法なども解説していきます。
30日間無利息だと、半年程度低利息になる
初回30日間無利息というと、有利なのは初月だけ…と思うかも知れません。しかし、初月のリードは、その後もしばらく続くわけです。単月で見れば、2ヶ月目からは確かに30日間無利息の効果は消えて、通常の実質年率(金利)だけの勝負になります。そうなると、新生銀行カードローン レイクは「4.5%~18.0%」という実質年率で、アイフルと同じであり、普通の銀行カードローンには勝てません。
しかし、最初の1ヶ月のリードは、平均で5ヶ月続きます。三菱UFJ銀行や楽天銀行などの「実質年率14.5%前後の一般的な銀行カードローン」が相手だと、最初の5ヶ月は新生銀行カードローン レイクの方が低利息なのです。
イオン銀行カードローンBIG・ソニー銀行カードローンなど、上限金利が13.8%レベルの低金利な銀行カードローンだと、4ヶ月程度に短縮されます。しかし、それでも最初の半年近く、新生銀行カードローン レイクが一番低利息である…ということは確かです。
静岡銀行の最大45日間利息キャッシュバック
ここでキャッシングの知識がある人だと「いや、しずぎんカードローンの最大45日間利息キャッシュバックの方が最強だ」と思うかも知れません。その通りです。もし「45日」になったら、新生銀行カードローン レイクも静岡銀行カードローン「セレカ」には叶いません。
ただ、「最大45日」という文字を見ても分かる通り、静岡銀行カードローン「セレカ」の方は、レイクと違って日数が固定されていないのです。つまり、最短の「15日」になってしまう可能性もあるのです。申し込むタイミングによって、静岡銀行カードローン「セレカ」の無利息期間は「15日~45日」と変わるわけですね。
当たり前ですが「無利息サービスのために、タイミングを見計らって申し込みをする」なんて人はいません。そのようなキャッシングマニアは、絶対にいないはずです。
となると「お金が必要になった時」に申し込むわけですが、その時がしずぎんカードローンの「15日」のタイミングなのか、「45日」のタイミングなのか、あるいはそれ以外か…、誰にもわからないわけですね。
その点、新生銀行カードローン レイクは「いつ申し込みをしても、必ず初回30日間無利息になる」という安定感・安心感があります。このことから、短期間のキャッシングなら、新生銀行カードローン レイクが一番低利息と断言していいわけです。
消費者金融の無利息キャッシングと比較すると?
「初回30日間無利息」と聞けば、アイフル・アコム・プロミスなどの消費者金融を連想する方も多いでしょう。実際、このサービスは消費者金融の方がメインであり、メッカです。ここでは、そんな消費者金融が提供する無利息サービスと、新生銀行カードローン レイクのそれを比較して行きましょう。
5万円まで180日間無利息はレイクのみ
まず、新生銀行カードローン レイクのみのメリット・長所として、「5万円まで180日間無利息」というサービスがあります。これはもちろん、消費者金融だけではなく銀行カードローンの中を見ても新生銀行カードローン レイクだけです。
内容は文字通り、最初の半年間、5万円まで利息がかからないというもの。これは5万円以上借り入れしても大丈夫で、5万円を超えた分のみ利息の計算が始まるという風になっています。つまり「7万円」借りたとしたら、「2万円」借りている時の利息になるわけです。具体的に書くと「月300円」の利息です。
もし「5万円まで180日間無利息」でなかったら、7万円を新生銀行カードローン レイクで借りると「1050円」の利息になります。つまり「750円割引してもらった」というようなものですね。レイクの5万円の1ヶ月の利息は約750円なので、常にこの金額がディスカウントされる…ということです。
このように、5万円前後の少額の借り入れを、半年程度続けるというのであれば、消費者金融よりも…というより全ての銀行カードローンを含めても、新生銀行カードローン レイクがナンバーワンといえます。
何度でも使えるので、プロミスが有利?
同じ30日間無利息でも、新生銀行カードローン レイクは「初回のみ」ですが、プロミスは「何度でも」利用することができます。プロミスの利用によってポイントを貯めることで、大体1年に1回程度(あくまで目安です)のペースで、再度30日間無利息を利用することができるというわけです。(また、プロミスで30日間無利息で借りるには、WEB明細利用・メールアドレスの登録が必要となっています。)
ポイントを貯めるという条件つきではありますが、何度でも30日間無利息になるという点では、プロミスの方が新生銀行カードローン レイクよりも優れている…と思う人もいるかも知れません。
確かに一理ありますが、キャッシングは、継続して利用するものなのか?という疑問もあるでしょう。外科手術や歯医者の治療のようなもので「人間にとってかなり必要ではあるけど、継続して利用するのは、むしろ良くないのでは?」ということですね。これは消費者金融が悪いサービスということではなく、外科手術でも歯医者でも、薬品の購入でも、すべてがやはり「一過性であるべき」ということです。ただの商品・サービスのジャンルの問題です。
(もっというと、予備校だっていつまでも通っていたら困るでしょう。利用者に卒業してもらうことが正しいビジネスなのです)
ということで、プロミスの「何度でも30日間無利息」というのは確かに素晴らしいサービスであり、企業努力なのですが、「予備校に、いつまでもいてはいけない」という考え方をするなら、新生銀行カードローン レイクのように「初回のみ」でも、全然不利ではないでしょう。
(もちろん、プロミスもその辺はよくわかっているので、レストランやホテルの優待サービスなど「いつまでも使うのに適したサービス」を提供しているようです。徐々にクレジットカードや銀行カードローンに近づいています)
アコム・アイフルよりは、レイクが有利
あくまで無利息期間で勝負したら…という話ですが、この場合は、アイフル・アコムより新生銀行カードローン レイクが有利になります。理由はもちろん「5万円まで180日間無利息」も選べる、という点です。
レイクの「30日間無利息」と「5万円まで180日間無利息」は、併用できるわけではありません。それぞれ別物ですが、それでも選択肢が多いというのは、ユーザーにとってありがたいことでしょう。レストランのメニューでも何でも、選択肢は重要です。
ということで、新生銀行カードローン レイクに無利息期間で抵抗できるキャッシングブランドがあるとしたら、プロミスか、静岡銀行カードローン「セレカ」のみ…となるでしょう。
新生銀行カードローン レイクの返済方法・手数料
ここまでは、新生銀行カードローン レイクの無利息サービスや、実質年率(金利)について書いてきました。ここから先は、返済方法や手数料についてまとめていきましょう。
提携コンビニATMが無料で利用可能
まず第一に有利な点として、日本全国の提携コンビニATMが、ほぼ全て借入・返済ともにATM利用手数料なし…ということです。ほぼ全てというのがどのくらいかというと、99%程度です。明確に数字があるわけではありませんが、セブンイレブン・ローソンなどの大手コンビニに加えて、下のような中小コンビニの提携ATMでも、無料で借入・返済できるようになっています。
- セーブオン
- 生活彩家
- ポプラ
- セイコーマート
- スリーエフ
- デイリーヤマザキ
中には「どこそれ?」というコンビニもあるかも知れませんが、そのくらいマイナーなコンビニであっても、新生銀行カードローン レイクの借入・返済が無料でできるということです。もちろん、ファミリーマートやサークルKサンクス、ミニストップなども同じです。
このように提携コンビニATMが無料で使えることで、臨時返済・任意返済が非常にやりやすくなります。そうして返済が簡単になると、どんどん追加返済するようになり、自然と最終的な利子総額も減少していく…というわけですね。非常にいい流れです。
銀行ATMは、セブン銀行・新生銀行
銀行ATMで、新生銀行カードローン レイクの借入・返済が無料でできるのは、セブン銀行と新生銀行になっています。新生銀行は当たり前ですが、セブン銀行も使える…というのは便利です。
セブン銀行は、セブンイレブンはもちろんですが、イトーヨーカドーや、その他関連する店舗にも設置されています。また、東京の新橋などには、セブン銀行のATMが集まった建物(普通の銀行の店舗のイメージ)もあります。
その他、地下鉄や電車の駅など、特に都市部では随所にATMがあるので、これが無料で借入・返済に使えるという点でも、新生銀行カードローン レイクは利便性が高いと言えるでしょう。
ネットバンキングでの返済も便利
新生銀行カードローン レイクは、オンラインバンキング・ネットバンキングで返済・借り入れすることも可能です。新生銀行の「新生パワーダイレクト」を利用していると、特に便利です。三井住友銀行でいうSMBCダイレクトや、みずほ銀行でいうみずほダイレクトと同じです。
オンラインバンキングでの返済も、手数料は基本的にかかりません。また、ATMまで出かけることなく、思い立った時にすぐに返済できるので、早期返済もどんどん進んでいくことでしょう。
(代わりに借り入れもやりやすくなりますが、追加借入はあまりしないようにしましょう。この辺はお酒やタバコと同じで、人間の意志の問題であり、銀行カードローンや消費者金融がどうこうではありません。すぐ企業のせいにする人が多いですが)
新生銀行カードローン レイクの返済方法・金利、まとめ
以上、新生銀行カードローン レイクの返済方法やその手数料、そして金利(実質年率)などについて説明してきました。最後にポイントをまとめると、下のようになります。
- 新生銀行カードローン レイクは「初回30日間無利息」が魅力
- 普通の銀行カードローンより、半年程度低利息になる
- さらに、「5万円まで180日間無利息」もある
- 無利息期間が2種類あるのは新生銀行カードローン レイクだけ
- ライバルはプロミスと、静岡銀行カードローン「セレカ」
- 返済方法は、提携コンビニATMがすべてATM利用手数料無料
- 新生銀行・セブン銀行のATMも利用手数料なし
以上、新生銀行カードローン レイクの金利・利息面と、返済方法に関するポイントでした。これから新生銀行カードローン レイクの審査に申し込もうとしている方も、その他の銀行カードローン・消費者金融を検討している方も、参考にしていただけたら幸いです。
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