『最短即日融資の消費者金融』と『金利が安い銀行カードローン』はどっちを選ぶ?

キャッシング基礎知識

2015.08.14

mag086

カードローンは大別して「消費者金融」と「銀行カードローン」の2通りに分かれます。
このうちに、すぐに借りたい人(最短即日借り入れしたい人)の場合は、消費者金融が便利です。

  • 大口で長期間借りたい…銀行カードローン.
  • 小口で短期間借りたい…消費者金融

という区別が、賢いカードローンの選び方です。

見出し一覧

1.消費者金融のキャッシングのメリット
1-1.最短即日借り入れがしやすい
1-2.審査に申し込みやすい
1-3.土曜日・日曜日・祝日・夜間でも最短即日審査してくれる

2.銀行カードローンで借りるメリット
2-1.金利が消費者金融より安い
2-2.100万円~300万円まで収入証明書なしで借りられる
2-3.最大限度額が大きい

3.まとめ「返済計画再編のためのローンなら銀行カードローンの方がいい」

1.消費者金融のキャッシングのメリット

1-1.最短即日借り入れがしやすい

消費者金融の最大のメリットは、最短即日審査&最短即日借り入れがしやすいということ。
その分金利は高いのですが、急いでいる時にはそんなことは関係ありません。

金利が高いといっても、短期間で返済するならそれほど差はありません(銀行カードローンとの差です)。
また、少額融資だったらさらに差がありません。

というわけで「少額をすぐに借りる&すぐに返す」という場合、銀行カードローンよりも消費者金融の方がいいんですね。
もちろん、急いでいなければ少額であろうと銀行カードローンの方がいいのですが、急いでいる時は消費者金融にしましょう。

消費者金融の審査は最短30分。
実際の融資まで含めても全部で1時間で済みます。
(もう少し時間がかかる場合ももちろんありますが)

これに対して、銀行の場合は大抵が「最短即日」と書かれています。
なので、最短即日借り入れもできるのですが、できない場合も多いのです。

また、銀行カードローンで当日借入するには「その銀行の口座」が必要。
銀行口座がない場合「口座開設から」始めるので、間に合わないことが多いです。

(あるいは、間に合わないのではなく、そもそもその場合1週間ほどかかる、という銀行もあります)

というように、最短即日審査・当日借入については断然消費者金融が有利なのです。
急ぎの方は、いちいち金利の比較などしなくていいので、まずは消費者金融で申し込み、目先のピンチをさっさと片付けましょう。

(ピンチは、さっさと片付けたら大したことないだけでなく、むしろ片付けたことが快感に変わります)

1-2.審査に申し込みやすい

「最短即日借り入れしやすい」というのと似ていますが、消費者金融は審査に申し込みやすいです。
これは審査通過率という数字を見ればよくわかります。

銀行カードローンの審査通過率は20~30%。
これに対して消費者金融は40~49%です。

審査通過率は『月間消費者信用』という業界紙が毎月出している数値なので、信用できるものです。
いわゆる口コミとか体験談による数字ではありません。

もちろん、業界人は知っている通り、審査通過率は同じ業者でも時期によって激しく変動します。
ましてここでは「銀行カードローン」「消費者金融」と大きくくくっているので、上の数字はあくまで参考値・平均値と思ってください。

ただ、その平均値でもこれだけ違うということ。
単純計算して、銀行の方が二倍審査が難しい、消費者金融の方が二倍審査に申し込みやすい、ということですね。

1-3.土曜日・日曜日・祝日・夜間でも最短即日審査してくれる

銀行カードローンは、土曜日・日曜日・祝日・夜間は最短即日審査をしてくれません。
大体平日の15時で審査を締めきってしまいます。

しかし、消費者金融は土曜日・日曜日・祝日・夜間でも最短即日審査が可能。
21時までに無人契約機に滑りこんで審査を開始すれば、それで通れば当日借入できるのです。

プロミスにいたっては9:00~21:00※契約機により営業時間が異なります。
それも平日だけではなく土曜日・日曜日・祝日でもOKです。

年末年始も1月1日休むだけで、後はずっと開いています。
このように、圧倒的に最短即日審査をしてくれる時間が長いので、消費者金融の方が申し込みやすいわけですね。

2.銀行カードローンで借りるメリット

2-1.金利が消費者金融より安い

銀行カードローンの最大のメリットは「金利が安い」ということ。
カードローンの金利は「実質年率」という数字で表しますが、それを消費者金融と比べてみましょう。

  • 消費者金融…実質年率18%(実質年率)
  • 銀行カードローン…実質年率14.5%(実質年率)

となっています。
これは上限金利という「借入金額が小さい時」の金利。
つまり、ほとんどの人の借り入れに適用される金利です。

これが下限金利という「借入金額が大きい時」の金利になると、下のようになります。

  • 消費者金融…実質年率4.5%(実質年率)
  • 銀行カードローン…実質年率3.0%(実質年率)

…という風です。
下限金利だとあまり変わりませんが、それでもやはり銀行カードローンの方が安いです。

(ちなみに、銀行カードローンの下限金利も銀行によって違います。上のはオリックス銀行のもので、特に安いもの。もっと安い金利だと、横浜銀行の1.9%などがあります)

で、この利率の差が実際の利息にどう出るか。
たとえば50万円を1ヶ月借りた場合、利息は下のようになります。

  • 消費者金融…7500円
  • 銀行カードローン…6000円

…という風に1500円の差です。
1ヶ月だとそんなに大きく感じられないかも知れませんが、これが1年だと、18万円になるわけです。
年間18万円というと、ヘタすると人によっては月給に当たるでしょう。
つまり「1ヶ月タダ働き」するようなものです。そのくらいの金利差があります。

2-2.100万円~300万円まで収入証明書なしで借りられる

消費者金融の場合、50万円以上借りる時には、収入証明書が必要です。
源泉徴収票とか給与明細ですね。

銀行カードローンの場合、これが100万円~300万円までなしでOK。
つまり、大きな金額を借りる時でも、余計な手間がかかりません。
(審査が簡単です)

ここで重要なのは、手間よりも「審査に申し込みやすい」ということ。
収入証明書が不要ということは、つまり「その金額は、大したことない」ということです。

消費者金融にとっては、50万円以上は「大した金額」なんですね。
なので、これを境目に審査が厳しくなります。

逆に銀行カードローンの場合は100万円や300万円までは「大したことない」わけです。
なので、この付近の金額で消費者金融と比べると、逆に審査が甘めということ。

もちろん、金利が安い以上、銀行の方が断然厳しいです。
ただ「金利の安さを考慮すると」、100万円や200万円レベルの時の審査は、銀行カードローンの方が甘いわけですね。

(審査のコストパフォーマンスがいい、というような感覚です)

2-3.最大限度額が大きい

銀行カードローンは、借りられる最大限度額が大きいのもメリット。
消費者金融はどこも「最大500万円」で止まっています。

これに対して、銀行はオリックス銀行や三井住友銀行が「800万円」。
みずほ銀行、横浜銀行、住信SBIネット銀行などは「1000万円」となっています。

この金額まで借りる人は、あまりいないでしょう。
なので、実際にはあまり縁がないかも知れませんが、ここでも重要なのは「この金額まで、その金融機関にとっては大したことない」ということ。

つまりこうした大きい限度額を設定している業者・ブランド・銀行ほど、「高い金額でも申し込みやすい」ということなんですね。
もちろん、業者・ブランド・銀行によってはそれを意識して「ただ数字として掲げているだけ」ということもあるでしょう。

しかし、みずほ銀行・住信SBIネット銀行・横浜銀行のいずれも、銀行としての評判は極めて堅実で、信用できる金融機関です。
基本的に、レベルの低い銀行があまりに高い限度額を設定すると、かえって評判を落とすものです。

なので、こういう高い限度額を設定しているという時点で「大きい金額でも申し込みやすい」と、ある程度まで考えていいでしょう。
(実際に便利に申し込めるかは、その人の総合的な信用度によります)

3.まとめ「返済計画再編のためのローンなら銀行カードローンの方がいい」

ここまで書いた通り、銀行カードローンの方が「長期間」「大きい金額」の借り入れに適しています。
この「長期間」「大きい金額」の典型例が「返済計画再編のためのローン」です。

多重債務を一つにまとめて、長期間返済していくわけですから、当然ですね。
そのように返済計画再編のためのローンとして借りる場合には、消費者金融より断然銀行カードローンがいいでしょう。

ただ、銀行カードローンの方が審査は厳しいです。
「金利が安い割には」大きい金額の時の審査は、消費者金融より優し目です。

しかし、単純に「受かるかどうか」で考えたら、やはり消費者金融より厳しいわけです。
なので、銀行カードローンで返済計画の再編をしようと思っても、審査に落ちることはあります。

その場合は、消費者金融の返済計画再編のためのローンで返済計画の再編をしましょう。
…というような使い分けをするのがおすすめです。

(そもそも、銀行カードローンに通るような信用度をつけるのが、一番おすすめですが)

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