専業主婦でも融資を申し込める?詳しく知りたいレディ-スキャッシング!
レディースキャッシングだからと言って、専業主婦が審査に申し込みやすくなる、ということはありません。
専業主婦だけでなく、女性全般、レディースキャッシングでも審査の難しさは変わりません。
【目次】
1.レディースキャッシングは、普通のカードローンと変わらない
1-1.金利も限度額も普通のカードローンと同じ
1-2.違いは、オペレーターさんが必ず女性、ということ
1-3.レディースキャッシングを提供している消費者金融
2.専業主婦が申し込みやすいのは、むしろ銀行カードローン
2-1.銀行カードローンでも「夫の同意書不要」で借りられる所
2-2.さらに言うと「住民票も不要」で借りられる銀行
3.まとめ「女性向けローン・学生ローンという名前に惑わされない」
1.レディースキャッシングは、普通のカードローンと変わらない
レディースキャッシングは、普通のカードローンとほとんど変わりません。
「レディースローン」「女性向けローン」などと名前が変わっても、内容は普通のカードローンと同じです。
1-1.金利も限度額も普通のカードローンと同じ
カードローンの内容で一番重要なのは金利と限度額。
しかし、レディースキャッシングのこれらの数字は、普通のカードローンと同じです。
当然ですが、女性だからといって限度額が大きくなることはありません。
(むしろ、限度額を変えるなら小さくするべきでしょう)
金利は一見安くなりそうな気がしますが、これも同じです。
理由は、安くすると男性客がそちらに流れてしまうからです。
恋人や奥さん(妻)の名義で借りるということですね。
たとえ1割の男性がそれをしただけでも、業界全体の売上が大きいので、金額にするとかなりの損失になるのです。
なので、女性だからといって金利を安くするということはできません。
そのため、女性向けローンの金利も普通のカードローンの金利と同じになっています。
1-2.違いは、オペレーターさんが必ず女性、ということ
じゃあ何が違うのかというと「オペレーターさんが必ず女性」ということ。
審査の時はもちろん、支払いの督促電話なども含めて、すべて女性が対応してくれるというのが特徴です。
と言っても、これも普通のカードローンとそんなに変わらないというのが正直な所。
というのは、普通のカードローンもオペレーターさんは大体女性だからです。
ただ、申し込みの時点で「女性というだけで、歓迎されている」と感じられることは、審査のプレッシャーを和らげる上で、効果があるでしょう。
1-3.レディースキャッシングを提供している消費者金融
レディースキャッシングを提供している業者は、大手から中小まで含めて多くあります。
ここではその代表の、プロミスとアイフルを紹介します。
■プロミス「レディースキャッシング」
プロミスの女性向けローンの名前は「レディースキャッシング」。
金利は「4.5%~17.8%」で、限度額は「最大500万円」。
プロミスのことを知っている方ならわかるでしょうが、これは普通のプロミスとまったく同じ条件です。
その他の条件も「初回30日間無利息」がついたり(※無利息期間の適用にはメールアドレス登録とWeb明細利用の登録が必要です)、「遅延利率が年率20.0%(実質年率)」になるなど、すべて通常と同じ条件。
別にこれはプロミスに限った話ではないのですが、こうして数字をよく見ると、普通のカードローンと同じ…ということは知っておいてください。
■アイフル「レディースアイフル」
アイフルの女性向けローンは「レディースアイフル」という名前がついています。
金利は「4.5%~18.0%」と、アイフルの通常の金利と同じ。
限度額は最大500万円と、これもやはり通常運転です。
…ということで、アイフルもプロミス同様「普通のカードローンと同じ条件」ですが、申し込みの時、少し心理的に楽になるというメリットはあるでしょう。
2.専業主婦が申し込みやすいのは、むしろ銀行カードローン
専業主婦が審査に申し込みやすいのは、レディースローンではなく、むしろ銀行系カードローン。
理由は、消費者金融では借りられない家庭に入っている女性でも、銀行カードローンなら借りられるからです。
ここでは、専業主婦の銀行カードローンでの借り入れについて詳しくまとめます。
2-1.銀行カードローンでも「夫の同意書不要」で借りられる所
家庭に入っている女性(自分の収入があることが条件)が銀行カードローンで借りる時、必要な書類が2種類あります。
- 住民票…夫との婚姻関係を証明するために必要
- 配偶者の同意書…夫の同意書のこと
…という2種類です。
旦那さんの収入で借りるということは、当然「この人と結婚しています」という証明が必要だし、「旦那も許可しています」という同意書が必要なわけです。
住民票は役所に行くだけでもらえますが、やっかいなのは「夫の同意書」。
これをもらうということは、つまり「夫にバレる」ということです。
しかし、下の銀行の場合はこの「夫の同意書」なしでも借りられるんですね。
- みずほ銀行
- 楽天銀行
- イオン銀行
- 東京スター銀行
- 横浜銀行(神奈川県・東京都・群馬県に在住・在勤の方のみ)
これらの銀行なら、家庭に入っている女性(自分の収入があることが条件)でも「夫に内緒で」キャッシングできるわけです。
そういう意味で、レディースローンよりも「申し込みやすい」のは、むしろこっちなんですね。
2-2.さらに言うと「住民票も不要」で借りられる銀行
そしてさらに、配偶者の同意書だけでなく「住民票も不要」という銀行があります。
全国規模の銀行だと「楽天銀行」。
地方銀行だと「横浜銀行」です。
横浜銀行は住んでいる地域に条件があるので、楽天銀行の方がいいでしょう。
楽天銀行スーパーローン(カードローン)は、楽天銀行の口座がなくてもスピードキャッシングが可能です。
ちなみに、住民票が必要なのは「婚姻関係を証明する」ためですが、住民票でなくてもいいのです。
たとえば「戸籍謄本」「戸籍抄本」などでもいいのですが、これらは住民票よりも用意するのが大変です。
(一度も見たことがない、という方も結構いるでしょう)
なので、住民票の方が簡単だし、それで通ったという体験談も多く、安心できていいんですね。
カードローンの審査で結婚証明書と書かれていたら、大抵は住民票でOKと思ってください。
3.まとめ「女性向けローン・学生ローンという名前に惑わされない」
ここまで書いた通り「レディースキャッシング」は要するに普通のカードローンです。
ただ、雰囲気が女性向けで、何となく申し込みやすいというくらいですね。
中身や審査の通りやすさを考えたら、どう考えても銀行カードローンの方が「専業主婦向け」なのです。
(女性向け、ではなくても)
「学生専用ローン」というのも同じです。
私も学生時代に利用していましたが、これも普通の消費者金融と同じです。
むしろ、大手と違いコンビニ・銀行のATMが使えず、借入・返済も常に電話でしないといけなかったので、とても面倒でした。
(手数料もかなりかかりました)
いろんなサービスで「学割」があるので、消費者金融の世界でもあるのだろうと思い、気軽に申し込みしましたが、今思うと、もっとしっかり調べるべきでした。
…というように、何でもイメージだけで判断すると失敗します。
少し手間をかけてでも、しっかり調べて比較する…ということが大事です。
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