金利・借入限度額を徹底比較!銀行系カードローン
銀行カードローンは消費者金融よりも、金利や借入限度額の差が大きいです。
ここでは金利や借入限度額で銀行カードローンを比較しつつ、銀行カードローンを選ぶ時のポイントをまとめます。
■見出し一覧
1.銀行カードローンを金利で比較
1-1.圧倒的に安いのは「住信SBIネット銀行・プレミアム」
1-2.横浜銀行カードローンも安いが、地方限定
1-3.借りやすさも考え、総合的に安いのはみずほ銀行
4.オリックス銀行は下限金利が安いが、上限金利は高い
2.借入限度額で銀行カードローンを比較する
2-1.最大で1000万円借りられる銀行カードローン一覧
2-2.家庭に入っている女性の借入限度額は30~50万円
2-3.収入証明書なしで借りられる限度額は300万円が主流
3.まとめ「銀行カードローンは、自分が使ってる銀行を選ぶのが基本」
1.銀行カードローンを金利で比較
1-1.圧倒的に安いのは「住信SBIネット銀行・プレミアム」
住信SBIネット銀行のカードローンは2種類あります。
そのうちのプレミアムコース(Mr.カードローン)の金利の安さは圧倒的。
「1.99%~7.99%」という数値ですが、これを平均と比べてみましょう。
平均的な銀行カードローンの金利は「4.5%~14.5%」なので、下限金利・上限金利のどちらを見ても、同じ銀行とは思えない、というレベルなのがわかります。
もちろん、これは「プレミアムコース」なので、審査が相当厳しいです。
住宅ローンの審査が厳しくて、代わりに圧倒的な低金利であるように、住信SBIネット銀行のMr.カードローンも、似たようなものだと思うべきかも知れません。
そうそう便利に申し込めるものではありませんが、もし借りられる場合、金利では、この「Mr.カードローン」が最強です。
1-2.横浜銀行カードローンも安いが、地方限定
住信SBIネット銀行に次いで低金利なのは、意外かも知れませんが、実は横浜銀行カードローン。
「1.9%~14.6%」という金利で、下限金利については、さっきのMr.カードローンの「1.99%」よりも安いです。
上限金利については普通です。
ただ、全体的に早い段階で安い金利に移行するので、低金利で借りたい方には、横浜銀行カードローンはかなりおすすめです。
デメリットは「神奈川県・東京都・群馬県」に在住・在勤の人しか借りられないということ。
(群馬県は前橋市・高崎市・桐生市のみです)
ということで、誰でも借りられるわけではありませんが、該当地域の方にはおすすめです。
1-3.借りやすさも考え、総合的に安いのはみずほ銀行
住信SBIネット銀行は、ごく一部の人しか受からない。
横浜銀行は、住んでいるエリアに制限がある―。
ということで、借りやすさも考えると、総合的に一番低金利なのは「みずほ銀行カードローン」。
「4.0%~14.0%」という金利です。
たとえば三菱UFJ銀行の金利が1.8%~14.6%なので、上限金利・下限金利ともに、みずほ銀行がかなり安いことがわかります。
三菱UFJ銀行以外でも、たとえば楽天銀行は「1.9%~14.5%(実質年率)」で、これもやはりみずほ銀行が断然安いです。
限度額も最大1000万円と大きく、200万円まで収入証明書も不要なので、返済計画再編のためのローンなどにも使いやすいです。
総合的に考えて一番おすすめです。
1-4.オリックス銀行は下限金利が安いが、上限金利は高い
申し込みやすい銀行カードローンの中で、下限金利が一番安いのはオリックス銀行。
「3.0%」という金利です。
みずほ銀行よりも1%安く、大手の中では最安です。
(住信SBIネット銀行のプレミアムコースは除く)
このように下限金利は安いのですが、難点は「上限金利が高い」ということ。
オリックス銀行の上限金利は「17.8%」。
これはプロミスと同じで、完全に消費者金融レベルです。
そして、普通の人に適用されるのは、この「上限金利」の方なんですね。
カードローンというのは、借りれば借りるほど金利が下がるのですが、普通の借入金額では、一番高い金利が適用されるのです。
ということで、オリックス銀行カードローンは「たくさん借りる人」のためのカードローンであり、普通の人は、みずほ銀行など上限金利が安いカードローンの方がおすすめです。
2.借入限度額で銀行カードローンを比較する
2-1.最大で1000万円借りられる銀行カードローン一覧
銀行カードローンの最大限度額は、500万円~1000万円。
三菱UFJ銀行などは500万円と小さいです。
(三菱UFJ銀行は何かと、消費者金融に近いです)
オリックス銀行・三井住友銀行などは800万円で、その上は1000万円があります。
1000万円借りられる銀行カードローンは下の通りです。
・みずほ銀行
・横浜銀行
・住信SBIネット銀行(プレミアムコース)
・トマト銀行
他にもありますが、主だったものは以上です。
トマト銀行は知らない人も多いでしょう。
トマト銀行は岡山県の地方銀行です。
横浜銀行もそうですが、意外と地方銀行の方が「限度額1000万円」という銀行は多いです。
申し込みの件数が少ない分、審査にじっくり時間をかけられるので、こういう大口融資も受け付ける余裕がある…ということかも知れません。
2-2.家庭に入っている女性の借入限度額は30~50万円
銀行カードローンは家庭に入っている女性でも借りることができます。
この場合の借入限度額は、一律で決まっていて、大体の銀行は30万円です。
50万円の銀行は、イオン銀行や楽天銀行など。
イオン銀行は知っての通り、スーパーがメインの事業なので、とにかく専業主婦を取り込みたいわけです。
楽天銀行もネットショッピングがあるので、主婦層の支持は重要。
こういう本業で主婦との関連が強いカードローンほど、自分の収入がない女性に対して大きな限度額を設定している&審査がやさしい、という印象があります。
ちなみに、家庭に入っている女性は、たとえば夫の収入証明書を提出したりしても、これ以上限度額を上げることはできません。
(例外もあるかも知れませんが、基本できません)
2-3.収入証明書なしで借りられる限度額は300万円が主流
銀行カードローンは、収入証明書なしで100万円~300万円は借りられます。
※三菱UFJ銀行バンクイックは50万円超から収入証明書が必要
※その他大手は300万円が多いです。
(三菱UFJ銀行は、審査スピードが早い分、貸し倒れのリスクを減らすために、細かく収入証明書をチェックしているようです)
みずほ銀行は200万円ですが、他に大手で200万円の所はほぼゼロ。
あとはすべて300万円です。
三井住友銀行・オリックス銀行・楽天銀行・イオン銀行…という風ですね。
住信SBIネット銀行はプレミアムコースは300万円まで収入証明書なしで、普通コースの場合、100万円までです。
3.まとめ「銀行カードローンは、自分が使ってる銀行を選ぶのが基本」
以上、銀行カードローンの金利や借入限度額を比較しました。
それぞれ違いはありますが、ある程度の大手であれば、それほど大きな差はありません。
小さい金額で借りる場合、上限金利の高いオリックス銀行・じぶん銀行は避けた方がいい、というくらいです。
(代わりに、この2つの銀行は借入金額が大きい時にはおすすめです)
こういう些細な違いはありますが、あとは大した違いではありません。
それより最短即日融資のしやすさや、その後の借入・返済のしやすさを考えて「いつも使っている銀行で申し込む」のがいいでしょう。
すでに口座がある場合、最短即日借り入れがしやすいです。
また、信用が蓄積されているので、審査も通りやすいです。
その後の借入・返済でも手数料もかからないですし、いつもの用事のついでに、思い出したらすぐ返済…ということができます。
こうして小まめに返済しているとすぐに完済できますし、すぐに完済できれば、金利の差などは大したことではありません。
あと違いがあるとしたら、家庭に入っている女性が、「夫の同意書なし」で借りられるかどうか。
夫にバレずに借りたい場合、夫の同意書なしで借りられる「三菱UFJ銀行・みずほ銀行・楽天銀行」などをおすすめします。
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