おまとめローンのデメリット

おまとめローン

2017.07.04

暗い背景と、スマートフォンに集まるお金

過払い金の返還請求ができなくなる

返済計画再編のためのローンのデメリット・短所の最大のものとして「過払い金の返還請求ができなくなる」ということがよく言われます。過払い金の返還請求というのは「払い過ぎた利息を取り戻す」というものですね。その請求ができなくなるというわけです。ここではまず、その理由から説明していきましょう。

不要な業者を解約しなければいけない

返済計画再編のためのローンで返済計画を再編するということは、当然「今借りている多重債務のキャッシング業者のほとんどは、不要になる」ということです。その「不要になったキャッシング業者」は、解約するというのが返済計画再編のためのローンのルールなんですね。

そして解約すると、それまでにそのキャッシング業者との間にしてきた契約ややり取りは「すべて問題がなかった」ということになり、過払い金も消滅してしまうのです。そのため、過払い金の返還請求もできなくなってしまうというわけですね。

なぜ全額返済だけではダメなのか

これを読んで多くの人はこう思うでしょう。「なぜ解約するのか、全額返済ではいけないのか」と。これはもっともな疑問ですが、実はダメなんですね。理由を箇条書きすると下のようになります。

  • 全額返済だけだと、まだ「契約が残っている」状態
  • つまり、その人に与えられた「キャッシング枠」も残っている
  • ということは、この人は「借りようと思えば、また借りられる」
  • せっかく返済計画を再編してあげたのに、また借りられたらたまらない

ということです。これは誰でも納得できるでしょう。友達の借金を肩代わりしてあげたら「もう借りるなよ」と、誰でも言うはずです。この「もう借りるな」が「解約しろ」ということなんですね。

なので、返済計画再編のためのローンで返済計画を再編するためには「不要な業者の解約が必須」となるのです。こうした理由を見ると、誰でも納得していただけるでしょう。

そして、そのように不要な業者を解約しなければいけないため、先に書いたように「過払い金の返還請求の権利を失ってしまう」ということです。

いつから過払い金が発生しているか

ここまで読んで次に気になるのは自分の場合、過払い金は発生しているのか?ということでしょう。それを知るためには「いつの借り入れから、過払い金が発生するのか」ということを知る必要があります。結論を書くと「2006年~2010年より前」となります。

随分幅があるなと思われるかも知れませんが、この理由を箇条書きすると、下のようになります。

  • 交付されたのは2006年で、施行されたのは2010年
  • 大手の消費者金融は2006年か2007年から、新しい金利に対応した
  • 中小業者は、2010年までグレーゾーン金利を続けていた

ということです。つまり、アコム・プロミス・アイフルなどの大手の消費者金融から借りていた場合は、比較的早く過払金がなくなっているということですね。実際、もうこれらの大手の消費者金融に過払い金の返還請求をする人はかなり減っています。

一方、ギリギリまでグレーゾーン金利を適用していた中小の消費者金融は、まだ過払金が発生している・残っている人が多いわけですね。そのため、そのような中小業者で借りてきた方であれば、「2010年以前の借り入れがある」なら、そこに過払金が発生しています。(絶対ではありませんが、発生している可能性があります。)

返済期間が長くなることのデメリット

ここまでは「過払い金の返還請求の権利がなくなる」という返済計画再編のためのローンのデメリット・短所について書いてきました。次は持つのデメリット・短所である「返済期間が長くなる」ということについて書きましょう。

「返済期間が長くなるというのは、余裕ができていいのでは?」と思う人もいるでしょう。確かに、そのようなメリットもあります。しかし、「ゆっくり返済」することには、それなりのデメリット・注意点もあるんですね。

最終的な利子総額が増加する

当たり前と言えば当たり前ですが、返済期間が長引けば長引くほど、最終的な利子総額は大きくなっていきます。だから、返済計画再編のためのローンによって月々の返済の負担が減り、喜んでいてはダメなんですね。

返済期間が延長されていないのならいいですが、大抵は返済計画の再編をすると返済期間が延長されるので、そのままのスケジュールで返済を続ける…ということはしないようにして下さい。

臨時返済・任意返済をすれば大丈夫

この返済計画再編のためのローンのデメリット・短所については「臨時返済・任意返済をする」ということを意識していれば、それだけで大丈夫です。銀行カードローン・消費者金融の側としては「どんどん返済してくれるのは歓迎」なのですから、追加返済はいくらでもできます(お金がある限りですが)。

特に銀行カードローンで借り入れを返済計画を再編した場合は、提携コンビニATMはほとんどが利用手数料なしで使えるので、臨時返済・任意返済もしやすくなっています。

また、提携コンビニATMだけではなく、提携銀行ATMも無料で使える場所が多くなっていますし、オンラインバンキングなどの返済もやはり同じ銀行口座であれば無料でできる…という風に、とかく任意返済・臨時返済がしやすくなているわけです。このようなシステムをうまく活用し、返済をどんどん前倒ししていけば、返済期間が長くなるせいでトータルの利子総額が大きくなるということもありません。

なぜ返済期間の延長に気づかないのか

ここまで読んだ方は「何え、返済期間が長くなったくらいの単純なことに気づかないのか?」と疑問に思うかも知れません。この原因は、大体下の2通りになります。

  • 単純に知識がない
  • 返済計画の再編をしたのだから、返済が楽になってほしいと思っている

キーワードだけ簡単に書くと、下のようになります。

  • 無知
  • 願望

無知というと少々ひどいかも知れませんが、わかりやすく書くとこうです。キャッシング・カードローンの知識など、普通の人はないのでこれは別に悪いことではありません。

後者の「願望」というのはどういうことかというと、人間は、自分がやったことの効果が出て欲しいし、自分はいつも特別でいたいので「返済計画再編のためのローンで返済計画を再編した自分は、他の多重債務者より返済が楽になるはず」と思い込みたいわけです。

確かに返済にかかる手間・手数料は減りましたし、金利も下がることが多いですし、精神的にも楽になっている…ということで、十分効果は出ているのです。しかし、それに加えて「月々の返済も減ってほしい」というのが、多くの多重債務者の方々の気持ちなんですね。

多重債務者の方々というのは、常に返済に追われています。つまり自分の自由に使えるお金がまったくない状態が、ずっと続いてきたのです。それが「返済計画再編のためのローンによって月々の返済負担が減り、自分の自由に使えるお金が増えた」となると、舞い上がってしまうんですね。そして、「実はトータルの利子総額が大きくなる」という落とし穴にも気づかず、そのままゆっくり返済を続けてしまう…ということです。

気持ちはわかりますが、こういう「願望」で動くと、人間はえてして失敗してしまうものです。自分の心は傍らに置いておき、冷静に現実だけを直視する…ということを大事にしたいものです。

返済計画の再編の手数料に注意

これは大手の銀行カードローン・消費者金融だと特に気にする必要はありません。しかし、特に中小の消費者金融で借り入れを返済計画を再編する時には注意が必要です。「返済計画再編のためのローンの手数料」というのが、実はかなり莫大だったりするからです。

返済計画再編のためのローンの手数料はいくら?

これは千差万別です。そもそもプロミス・アコム・アイフルなどの大手の消費者金融の返済計画再編のためのローンは手数料をとらないのだから、本来返済計画の再編の手数料などゼロでいいのです。(手数料をとらないといっても、利息は通常通り、アコム・プロミス・アイフルもとります)

つまり、中小のキャッシング業者で返済計画の再編をする時に「返済計画再編のためのローンは複雑な手続きが必要なので、手数料も高くなります」などと言われたら、とりあえず疑った方がいいわけですね。そして、「アイフル・アコム・プロミスの返済計画再編のためのローンだったら手数料なしでいいみたいなので、そちらも検討してみます」というようなことを言えば、あちらは慌てて対応を変えるでしょう。

ほとんどの中小のキャッシング業者は良心的ですが、稀にこのような「多重債務者の足元を見て来る」という悪質業者もいます。このような業者には、そして返済計画再編のためのローンの手数料には、くれぐれも注意して下さい。

整理屋という違法業者

上のケースだと、まだ「少々ぼったくり」というだけで、違法業者・悪徳業者というほどでもありません。(悪質ではありますが)

これに対して、返済計画の再編というサービスを、完全に違法に使っているという悪徳業者もあります。これが「整理屋」と呼ばれるものです。

簡単に書くと、「うちでまとめてあげるから」と言って返済計画の再編をさせ、「法外な金利をかける」「莫大な手数料を要求する」ということですね。返済計画の再編が終わるまではこのような実態は伏せておき、返済計画の再編が終わった後で、正体を現す…ということです。

弁護士が整理屋の片棒を担ぐことも

この整理屋という悪徳業者は、弁護士・司法書士と提携していることもあります。『闇金ウシジマくん』の丑嶋も、懇意にしている弁護士や警察官の方々がいますが、違法業者・悪徳業者の世界というのはそういうものなのです。

そのため、司法書士・弁護士に相談して返済計画の再編をするからと言って、絶対に安心とは限りません。自分から選んだ弁護士・司法書士の事務所だったらいいですが、あちらからダイレクトメールなどでアプローチしてきた場合、何かしら裏があるかも知れない…と疑った方がいいでしょう。

弁護士といえば、以前は高給取りの代名詞でした。しかし、今では弁護士自体が増え過ぎて飽和状態にありますし、そもそも資格を取って稼ぐという時代ではなくなったので、公認会計士も含めて、弁護士などの士業はかなり苦しくなっています。そうしたことから「俺はお金持ちになるはずだったのに」と思っている(そして、あまり真面目に働きたくない)弁護士が、このような違法行為に手を貸すわけですね。

返済計画再編のためのローンのデメリット・まとめ

以上、返済計画再編のためのローンのデメリット・短所について包括的にまとめてきました。最後に特に重要な点をまとめると、下のようになります。

  • 返済計画の再編をしても、必ず低金利になるとは限らない
  • 返済期間が長くなると、むしろ最終的な利子総額が増えることも
  • 返済計画再編のためのローンの手数料をとる中小業者に注意
  • 特に整理屋などの違法業者・悪徳業者には引っかからないように

このように、デメリット・短所+注意点が返済計画再編のためのローンにもいろいろありますが、これらの点を意識しながら、返済計画再編のためのローンのメリット・長所を活かして、返済計画の再編をしてみて下さい。

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