知っておけば怖くない!各キャッシング業者の取り立て方法まとめ

キャッシング基礎知識

2015.07.10

大手のキャッシング業者の借金の取り立て。
これは、映画やドラマで見るような乱暴な取り立ては、一切ありません。

ああいう取り立ては完全に違法で、恐喝罪などに該当する立派な犯罪です。
それをやるのは闇金だけで、大手のカードローン会社がやるはずがないんですね。

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ここでは、大手のキャッシング業者がどのような手順で借金を取り立てるか、その流れをまとめます。

【目次】

1.大手のキャッシング会社の取り立ての流れ
1-1.電話・郵送書類による取り立て
1-2.訴訟に関する書類(支払督促申立書)を送る
1-3.裁判(和解)
1-4.強制執行(差し押さえ)

2.まとめ「急いで債務整理をし、お金と自分の人生についてよく考える」

1.大手のキャッシング会社の取り立ての流れ

1-1.初期遅延 ~電話による取り立て~

まず、普通の取り立てです。
1日~数日程度の遅延は「初期遅延」と言って、本人の携帯電話にかける程度の、簡単な督促です。

内容もソフトです。
「今月の返済日は○○日でしたが、いかがされましたか?」のような感じですね。

で、「いつまでに返済できる」と約束します。
そうすると、その日まで連絡は来ません。
(これは貸金業法21条の2号で決められているルールです)

しかし、これにも遅れて、しかも二度目の携帯への連絡も無視したりすると、自宅にかかってくることもあります。
逆に言えば、無視せずに対応さえしていれば、自宅にはほとんど来ません。

(よほど借入金額が多いなど、重大なケースでは自宅にもすぐかかってきますが)

1-2.重度の遅延 ~郵便物も含めた取り立て~

電話だけでは効果がないと見なされると、督促のハガキや封筒が届きます。
業者によっては、最初から郵便物が来ることもありますが、基本的には「本人の携帯」が優先です。

理由ははっきりしていて「家族バレは、業者としてもできるだけ防ぎたい」からです。
確かに家族にばらせば、プレッシャーから早く完済してくれる可能性もあります。
また、家族が立て替えてくれることもあるでしょう。

しかし、その業者を今後も利用したいとは思わないはずです。
「次借りるとしても、別の業者にする」と思うはずです。

キャッシング業者としても、あまり家族にバレるような督促はしたくないのです。
細く長く、安定して借り続けて、利息を払い続けてほしいんですね。

なので、いきなり郵便物で督促する業者は少数派です。
クレジットカードや銀行カードローンなど、比較的イメージがいい業者の場合は郵送もすぐにしますが、消費者金融ならすぐにはしません。

1-2.訴訟に関する書類(支払督促申立書)を送る

郵便物で何度警告しても返済しない―。
となると、いよいよ訴訟の準備が始まります。

この段階では、もうキャッシング会社は手を引いています。
代わりに「債権回収会社」という業者が登場します。

これは別に変な会社ではなく、国が認定したしっかりした業者です。
(資本金5億円以上、などの厳しい条件があります)

で、その債権回収会社が「支払督促申立書」という書類を送ってきます。
この内容は、「あなたはレイクから100万円借りている。○○日までに、これを一括返済してほしい」というもの。

これを無視すると、もう一回同じものがきます。
しかし、今度はレベルアップしています。
「仮執行宣言」というのがついています。

「仮執行宣言」の「執行」というのは「強制執行」のこと。
強制執行は、いわゆる「差し押さえ」です。

つまり、二度目では「差し押さえをするぞ」という宣言が付いた、書類が来るわけですね。
これも無視したら、いよいよ強制執行(差し押さえ)です。

それがイヤな場合は「異議申し立て」という返事をします。
そして、裁判(和解)に突入します。

1-3.裁判(和解)

裁判といっても、実はそんなに難しいものではありません。
法定でディベートしたりはしません。

お互い、書面に書いた内容を読み合うだけです。

  • 業者「○○万円貸している。一括返済してくれ」
  • 債務者「無理です。こういう返済計画を立てたので、これでお願いしたい」

という内容です。
で、読み上げたら裁判は終わりで、別室に移動します。

その別室で、業者と交渉するわけです。
「いくらまで減額してくれ。代わりに何年で完済する」というような交渉です。

これが「和解」ですが、多くの場合、和解は成立します。
業者としては相手から取れないことがわかっていたら、取れるだけでも取って、さっさと片付けたいからです。

業者との交渉では、調停委員が同席してくれるので、別に怖いことはありません。
普通に事務的に、商談のような感じで話が進むだけです。
(どのような雰囲気になるかは、相手の業者やその債務者の借金の状況にもよりますが)

1-4.強制執行&差し押さえ

裁判で和解が成立しなかった場合。
あるいは二度目の「支払督促申立書」も無視した場合、強制執行(差し押さえ)が始まります。

といっても、よくあるイメージの差し押さえではありません。
いわゆる「家財道具の差し押さえ」ではないんですね。

家財道具を差し押さえるケースというのは、キャッシングの取り立てではまずありません。
抑えられるのは「預貯金」「給料」だけ。

そして、この段階でもう預貯金はなくなっているはずなので、取られるのは実質「給料だけ」です。
しかも給料の全額ではなく「手取りの4分の1」だけ。

たとえば給料が20万円で、手取りが16万円の人だったら、「4万円取られるだけ」なんですね。
強制執行という、最後の最後の手段を食らっても、取られるのは実はこれだけなのです。

「甘いのでは?」という声も一部でありますが、国が定めたルールなので、問題はありません。
ただ、給料を差し押さえるということで、「会社に必ずバレる」というのが難点。

会社としては、強制執行を受けるような社員をいつまでも置いておくわけにはいかないでしょう。
いつ会社のお金の使い込みなどをされるかわからないからです。

なので、強制執行自体は大したことはなくても、仕事はかなりの確率でクビになります。
そういうリスクがあるので、支払督促申立書を無視しないのはもちろん、裁判でも和解に持っていけるよう、努力しましょう。

あまりにも自分に都合がいい和解案を出したりしなければ、大抵は和解が成立します。


2.まとめ「急いで債務整理をし、お金と自分の人生についてよく考える」

初期遅延のよくある電話から始まって、最後には差し押さえまで行ってしまいました。
大手の安心できるキャッシング会社でも、こうして返済に遅れ続けると、行き着く所まで行ってしまうわけです。

支払督促申立書が来る時点で、もう自力では完済できないことがわかっているはずです。
なので、この時点ですばやく債務整理をしましょう。

債務整理について「難しい」とか「悲惨」というイメージを持っているから、ほとんどの人はすぐに債務整理をしません。
しかし、実は全然難しくないし、生活へのダメージもないのです。
(自己破産ですら、デメリットがほとんどありません)

なので、まるで免許の更新でもするかのように、ササッとこなしてしまえばいいんですね。
「簡単に借金を放り投げるのは、業者に悪い…」などというキレイ事は、ここではやめましょう。

国が認めている以上、債務整理は正しい方法なのです。
また、業者がこれを飲むのは「一定の割合で破産する人がいる」というのを、あらかじめ計算しているからです。
(だから金利が高いのです)

業者としても、いつまでも引き伸ばされて、貴重な社員さんの時間を浪費するより、さっさと決着を付けたいのです。
なので、債務者がキビキビと動いてすぐに債務整理をすることは、業者にとっても悪い話ではないんですね。

業者も早く決着をつけたい。国も認めている。
もちろん、自分にとってもいい。
これだけの条件が揃っているのだから、早く実行するのみです。
そして、すぐに仕事に復帰して、そこでバリバリ稼ぎ、社会のお金を動かし、税金を納め、社会に貢献する―。

「業者に悪い」というような感情を持つなら、こういうやり方で罪滅ぼしするほうが、よほど合理的かつ、社会にとっても利益があるのです。
そして、どうしてこうなったのか、お金と自分の人生について、もう一度よく考えましょう。

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