消費者金融の借金取り立てにはルールがあった!違反行為マニュアル

キャッシング基礎知識

2015.07.08

mag047

借金の取り立てというと、怖いイメージがあるでしょう。
しかし、映画のような怖い取り立てをするのは、闇金だけです。

勘違いされがちですが、貸金業者も普通のサラリーマンです。
特に大手の消費者金融の場合は、アイフルを筆頭に東証一部上場企業であり、「大手企業のサラリーマン」です。

というわけで、怖い取り立てなどありません。
また、人々のイメージの中の「怖い取り立て」はすべて違法行為です。

貸金業法に違反しているし、その他の刑法にも引っかかっているので、通報してしまってもかまいません。
以下、取り立て行為のルールについてまとめます。

【目次】

1.貸金業法の取り立て規制と、実際の業者のマニュアル
1-1.貸金業法21条を口語訳してみた(違法な取り立て行為の一覧)
1-2.ある消費者金融の取り立てマニュアル

2.悪徳業者が、違法な取り立てをしてきた時の対処法
2-1.どの取り立てに、どの刑法が適用できるか知っておく
2-2.弁護士などの専門家に相談する

3.まとめ「違法な取り立てが来るレベルなら、早めの債務整理を」

1.貸金業法の取り立て規制と、実際の業者のマニュアル

1-1.貸金業法21条を口語訳してみた(違法な取り立て行為の一覧)

貸金業法21条の「1号~10号」というのが、全部「取り立てのルール」です。
この10号全部をわかりやすく書くと、下の通りです。

  1. 早朝や深夜に連絡するな(電話も訪問もダメ)
  2. 債務者が連絡日時を指定したら、基本それを守ること
  3. 債務者(借り手)の自宅以外に連絡してはいけない(電話も訪問も)
  4. 債務者が「帰れ」と言ったら、帰らなくてはいけない
  5. 張り紙や立て看板をしてはいけない(借金返せ!みたいな張り紙)
  6. 債務者に「どっかから借りてきて返せよ」と言ってはいけない
  7. 他の人に返すよう、要求してはいけない
  8. 債務者の居場所や電話番号を、他の誰かに聞いてはいけない
  9. 債務者が「債務整理」をしたら、もう連絡してはいけない
  10. これらの行為を「するぞ」と宣言してはいけない

…という風です。
想像以上に紳士的かつ、債務者にやさしい内容になっています。

なので、まともな業者・ブランド・銀行からキャッシングしている限り、取り立てで怖い思いをすることは、まずないということですね。
(裁判とか、法的な意味での「怖い」はあるかも知れませんが)

1-2.ある消費者金融の取り立てマニュアル

以下で紹介するのは、ある消費者金融(中小業者)のマニュアルです。
著作権や企業秘密に配慮して、一部「貸金業法に沿ったまま」アレンジしています。
(つまり、内容的には大体どこもこのようなマニュアルがある、と思ってください)

  • 深夜や早朝に電話をかけない
  • 電話の回数は1日3回まで
  • 訪問する時は2人まで
  • 女性の利用者への電話は、原則女性がする
  • 大声で督促しない。悪い言葉遣いもしない
  • 暴力はもちろん、暴力的な身振り手振りもしない
  • 物を使って大きな音を立てることもしない
  • 張り紙などはしない
  • 郵便物を送る時、社名を載せない
  • 電話で、本人以外には社名を名乗らない(留守電含む)
  • 利用者が「いつまでに払う」と言ったら、その日まで連絡しない

…という風です。
他にも内容はたくさんあり、これらはごく一部。
ほとんどの貸金業者は、このように紳士的なルールにのっとって取り立てをしているので、怖がる必要はありません。

2.悪徳業者が、違法な取り立てをしてきた時の対処法

ここまで書いた通り、大手の消費者金融や普通の業者の場合、違法な取り立てはしてきません。
しかし、闇金など悪徳業者の場合は、してくることもあります。

その場合の対処法をまとめます。

2-1.どの取り立てに、どの刑法が適用できるか知っておく

映画やドラマで見るような闇金の取り立ては、貸金業法違反なだけではありません。
刑法にも違反しています。

どの取り立て行為が、どんな刑法に当たるか下にまとめます。
知っておくことで、堂々と通報するなど、対処ができるでしょう。

  • 恐喝罪…大声で脅す。嫌がらせをする。その他、恐怖を与える言動。
  • 業務妨害罪…職場(会社)に何度も電話・訪問する。
  • 住居侵入罪…自宅の中に勝手に入る(玄関の前の門も含む)。
  • 器物損壊罪…物を壊す・落書きする・隠すなど。
  • 不退去罪…何度帰るように言っても帰らない。
  • 強要罪…「よそから借りて返せ」など、何らかの強要をする。
  • 監禁罪…債務者やその他の人を閉じ込めて、出られないようにする。

…というものです。
よくある取り立てのイメージは「すべて違法」というのが、実感できるでしょう。

刑法に違反しているということは、完全な犯罪なので、通報してしまってOKです。
ただ、それでも身の危険を感じる場合は、早めに交番などで保護してもらいましょう。

(そのまま、法テラスなどの専門家に相談することをおすすめします)

2-2.法テラスなどの公的機関に無料相談する

取り立て行為に対して「通報する」などの宣言をして対処する―。
というのは、一時的には有効ですが、借金は消えません。

借金が残っている限り、督促は続きます。
返済できない以上、違法な取り立てはなくても、取り立て自体は続きます。
(正常な取り立てが)

それに決着をつけるには「債務整理」しかありません。
素人が一人で債務整理をするのは無理なので、法テラスなどの公的機関に相談します。

こうした相談に乗ってもらえる公的機関は、下のような組織があります。

■国民生活センター・相談窓口

国民生活センターは、貸金業に限らず、何かの業界で問題のある会社などについて通報・相談できます。
悪徳エステなども多くの相談が来て、行政が業者に警告するなどしています。

多重債務については専門の窓口があるので、そちらで無料相談しましょう。
http://www.kokusen.go.jp/map_tajuusaimu/

■法テラス

法テラスは、国が設立した組織。
国民生活センターの「法律トラブル専門」という感じの組織です。
(わかりやすく言うと)

年間約40万件という膨大な数の無料相談をこなしており、信頼できます。
「相談数が多いと、それだけ相談に乗ってもらいにくいのでは?」という心配をする方もいるかも知れません。

しかし、その点は商売ではなく国の組織なので安心です。
スタッフさんは多くいますし、多くの相談に乗っている以上、経験も豊富なので、便りにしていいでしょう。
http://www.houterasu.or.jp/

3.まとめ「違法な取り立てが来るレベルなら、早めの債務整理を」

違法な取り立てをされるということは、つまり「闇金から借りている」ということ。
もうこの時点で「すぐに債務整理をした方がいい」段階です。

闇金に手を出して、債務整理なしで完済できる人はまずいません。
闇金でない大手の消費者金融から借りていても、借金400万円くらいから、もう債務整理なしでは難しくなる状況です。

(その人の年収や資産にもよりますが)

なので、闇金から借りているということは「もう、債務整理をしないといけない」のです。
「面倒」と感じる気持ちはわかりますが、とりあえず「今日は、電話するだけでいい」と思って、法テラスなどに電話してみましょう。

そうしたら、色々アドバイスをしてくれます。
そうすると、次の一歩を踏み出すのも楽になります。

という風に「まずはこれ一つやるだけ」と思うと、債務整理も少しずつ、できるようになるものです。
債務整理といっても、別に悪いことをするわけでもなく、デメリットも何もないので、気軽に一歩を踏み出してください。

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