専業主婦の在籍確認・電話確認ってどうするの?

専業主婦のためのキャッシングナビ

2017.07.04

在籍確認をとるオペレーターの女性

専業主婦の在籍確認の電話はない

専業主婦のカードローンの審査で在籍確認の電話はありません。パート・アルバイトをしていない以上と、勤務先がないわけですから当然です。

これは多くの人が何となく想像がつくと思いますが、「その分、自宅に電話連絡があるのでは?」と思う方もいるかも知れません。まずはそこから説明していきます。

自宅への電話もない

家庭に入っている女性のキャッシングの審査では、在籍確認の電話だけではなく、自宅への電話もありません。専業主婦本人の携帯電話に電話があるだけで、それも電話審査ではなく、簡単な本人確認だけです。「今回の申し込みは、本人からのもので間違いないか」ということを確認するものですね。誰かがなりすましで申し込んでいるかも知れませんから。

これは別に専業主婦のカードローンの審査だけのルールではありません。学生だろうと、パート・アルバイト・フリーターだろうと、会社員・OL・公務員の方々だろうと、どの申込者でも「自宅への電話はない」というルールになっています。これは「貸金業法第21条5項」に「第三者に借金の事実を知らせてはいけない」という内容が書かれているからですが、「法律的には家族も第三者に入る」ので、家族バレもしないように、消費者金融・銀行カードローンの側で徹底しているということです。

夫・旦那の職場への在籍確認もない

専業主婦がお金を借りる時の在籍確認として、多くの女性が気にしているのは「夫・旦那の勤務先に在籍確認をされるのではないか」ということでしょう。しかし、これもまったく心配ありません。どの消費者金融・銀行カードローンであろうと、少なくとも大手なら、夫・旦那の会社に在籍確認をするということはありません。

この理由は上に書いた通り「第三者に借り入れの事実を知らせてはいけない」というルールがキャッシングの世界の鉄の掟であるということが一つ。もう一つは家庭に入っている女性のキャッシングの場合、そもそも夫・旦那の勤務先への在籍確認をするまでもなく、夫・旦那が真面目に働いていることはわかるからです。勘がいい方は気づいたでしょうが「女性が家庭に入る女性として生活できている」という時点で「夫・旦那が安定収入を得ている」ということが明白なんですね。

(これは専業主婦が生活しているのは、男性のおかげなどという意味ではありません。あくまで「夫・旦那が確かに仕事をしているだろう、と推測しやすい」という意味です)

という2つの理由から、銀行カードローンでも消費者金融でも、専業主婦の借入審査で夫・旦那の会社に電話連絡をする…ということはないのです。なので、この点について不安に思っている専業主婦は安心して下さい。

(ちなみに、消費者金融と書いていますが、プロミス・SMBCモビット・アイフル・ノーローンなどの大手の消費者金融は、家庭に入っている女性に対しては貸付していません。ここでいう消費者金融というのは、中小業者のことだと思って下さい。)

本人の携帯への電話連絡だけで、安心

このように、自宅への電話もないし、夫・旦那の職場への在籍確認の電話もないということで、家庭に入っている女性のキャッシングの審査で電話連絡の類について心配する必要は、まったくありません。むしろ在籍確認の電話がない時点で、会社員・OL・公務員などの方々が申し込むより楽なくらいです。

ただ、当然ですがそのように「楽に借りられた」からといって喜んでいてはいけません。パート収入がある主婦だったら、借り入れした後そのまま返済をすることができますが、家庭に入っている女性ということは、返済に回すお金がないのです。(専門用語では返済原資といいますが、それがないわけです。)

ということで、「楽に借りられるのが、むしろ危険」かも知れないわけですね。もちろん、専業主婦というのも一つの仕事なので、夫・旦那からある程度のお金をもらうことはできるでしょう。しかしそのお金で生活費や遊興費が足りないから、今キャッシングが必要になっているということを忘れてはいけません。これはキャッシングの知識がある人であれば嫌というほどわかっていることでしょうが「今お金がないなら、来月もない」のです。「来月は大丈夫」と思っている人は、そのまま借入超過者・多重債務者になっていきます。

今月も厳しいけど、来月はもっと厳しくなる。そういう危機感を持ってキャッシングをしないといけないわけですね。(もちろん、この厳しさはパート・アルバイトをしてお金を稼げばいいだけの話なので、それほど深刻に考える必要はありません)

自宅への郵送物はある?

専業主婦の審査でも、その他の職業・属性の方々の審査でも、基本的に自宅への郵送物はありません。専業主婦の場合は銀行カードローンから借りることになるので、ここでは「銀行カードローンの郵送物」について書いていきましょう。

キャッシュカード一体型の銀行は不要

ローン契約機・自動契約機がない銀行カードローンでも、キャッシュカード兼用型・一体型のローンカードを発行することで、郵送物をなしにするという方法があります。これは「銀行預金のキャッシュカードと、ローンカードを同じものにする」ということですね。

たとえばみずほ銀行カードローンでできるのですが、あなたがみずほ銀行の口座を持っているとします。そうすると、財布の中にみずほ銀行のキャッシュカードがあるでしょう。

今は、これでキャッシングをすることはできません。しかし、みずほ銀行の審査に通った瞬間、このキャッシュカードで、みずほ銀行カードローンまで利用できるようになる…ということです。今までは、ATMに挿入しても登場しなかった「カードローンのメニュー」が、突然登場するようになる…ということですね。(突然というと大げさですが、わかりやすく書くと)

このように、キャッシュカード一体型だと「銀行カードローンの側で、本部のシステムをいじるだけで、キャッシュカードがローンカードに早変わり」するわけです。自動契約機・無人契約機でカード発行をするより、こちらの方が楽かも知れません。

何はともあれ、新生銀行などのようにローン契約機でカード発行をするか、みずほ銀行などのように「キャッシュカード一体型」のローンカードを選択するか…という2通りの方法であれば、自宅への郵送物もなしにできます。

(どちらの方法も、専業主婦以外の会社員・OL・公務員などの方々でも使える方法です)

その他の銀行カードローンは必要

これらの方法が使えない銀行カードローンだと、郵送によってローンカードを受け取るということが必要になります。つまり、郵送物の受け取りをうまくやらないと、家族バレ・夫バレ・旦那バレするリスクもあります。

ただ、これもあまり神経質になる必要はないでしょう。というのは、サラリーマンの夫・旦那と違い、自宅にいる専業主婦の場合は、郵送物の受け取りは自分で支配できるからです。誰もいない時間に自分が受け取る…ということの方が多いはずなので、もしそのような家庭であれば、ローンカードが郵送されて来てもまったく問題ないでしょう。

自宅に電話連絡が来るケースとは

ここまで書いてきた通り、審査の段階では、家庭に入っている女性のキャッシングで自宅への電話がかかって来るということはありません。しかし、その後のキャッシングの利用の最中に、人によってはかかって来ることがあります。この点を説明していきましょう。

悪質な遅延・延滞をしなければOK

キャッシングの利用中に自宅への電話がかかって来るケースとは、悪質な遅延・延滞をした時です。どのくらいのレベルの延滞・滞納かというと、一例としては下のような内容になります。

  • 本人の携帯宛ての督促電話にまったく出ない
  • 督促電話で約束した再支払い日にも、支払わない
  • さらに約束した再々支払日にも、払わない

と言うようなケースですね。ただ、これでもやはり「自宅への電話」はあまりかかって来ません。というのはこの人は、電話ではまったく効果がない、と思われて、ハガキなどの郵送物による督促になるからです。

重度の遅延でも、郵送の督促が基本

上のようなケースだと、携帯電話の料金の延滞・滞納の時のようなハガキが来ます。この点の督促のハガキは、皆さん一度は受け取ったことがあるでしょう。

  • クレジットカード
  • 携帯電話
  • 奨学金
  • 税金
  • 国民健康保険料
  • 年金

これらのどれかで、こうした督促のハガキや封筒を受け取ったという経験が、誰にでも一度はあるはずです。(あと、電気代などの公共料金もありますね)

何はともあれ、上のような悪質な遅延・延滞をしたとしても、やはり督促・催促は「郵送物」になるわけです。自宅への電話がかかって来ることは、そうそうないということですね。

事前連絡をすれば督促電話もなし

さらに本人の携帯への督促電話すらなしにする方法として、遅延・延滞する時は事前連絡をするというポイントが挙げられます。よく考えたら人間として当たり前のことですが、「すみません。予定通りの返済日に、お支払できません」ということを、銀行カードローン・消費者金融などのスタッフさんに連絡する…ということですね。

これをするだけで、下のような対応をしてもらえます。

  • 利息だけの支払いに負けてもらえる
  • 同時に、支払える返済日を再設定させてもらえる

後者については、事前連絡をせずに督促電話がきても同じことをするのですが、自分から事前連絡して再支払い日を決める場合と、催促の電話が来てから決める場合では、天と地の差があります。信用度がまったく違って来るので、かならず事前連絡をするようにしましょう。

専業主婦の在籍確認・電話連絡、まとめ

以上、専業主婦のカードローンの審査での、勤務先への在籍確認の電話や、自宅への電話についてまときました。最後にポイントだけ書くと下のようになります。

  • 家庭に入っている女性のキャッシングの審査で在籍確認はない
  • 夫・旦那の職場への在籍確認もない
  • 自宅への電話もない
  • 郵送物も、基本的にはなしでOK
  • ローン契約機がある銀行か、キャッシュカード一体型のローンカードを発行できる銀行カードローンで借りればいい
  • 悪質な延滞・滞納をしない限り、利用中の自宅への電話もない

以上が家庭に入っている女性のキャッシングでの電話連絡・在籍確認の重要なポイントです。これを読んで安心した専業主婦の方は、お気軽に審査の申し込みをしていただけたらと思います。

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