返済計画を再編したのに、支払い額が増えることがある

おまとめローン

2017.07.04

小銭と千円札と電卓

返済期間のリスケジュールが原因

借り入れを返済計画を再編したのに借金総額が増える…というのは主に「返済期間のリスケジュール」によるものです。簡単に書くと「返済期間が延長された」ということですが、なぜこれが起きるのかなどの点をまとめていきます。

借入総額が増えた以上、延長は当然

多重債務を返済計画を再編するということは、当然「その消費者金融・銀行カードローンでの借入総額は増えた」ということです。その利用者個人での「総額」は変わっていませんが、「一つの業者や銀行カードローンで借りる金額」は増えたわけですね。

ということは、当然「支払期間が延長」されるのです。「借入総額が増えたのに、支払期間が短縮される」なんてことは、あり得ないですからね。仕事量が増えたら、納期は延長される…というのが普通の仕事でも見られる現象でしょう。

そのため、返済計画の再編をしたらほぼ確実に支払期間が延長されるわけです。そして、これが気をつけないと落とし穴になるわけですね。

月々の負担が減っても喜んではいけない

返済計画の再編によって返済期間が長くなると、当然「お酒を水で薄めたような状態」になるので、月々の支払い金額は減ります。これを見て、多重債務者の方々の多くは喜ぶわけですね。「返済計画再編のためのローンの効果で、返済が楽になった!」と。

しかし、言うまでもなくこれは「完済を先延ばしにしているだけ」なので、実際には楽になったわけではないのです。確かに低金利になったし、返済の手数料なども減ってメリットは確実に生じています。しかし本来もっと早くするはずだった完済を、先延ばしにしたということは、忘れてはいけません。

これはそもそもキャッシング自体がそうなのですが、結局「稼ぐ苦労の先延ばし」なんですね。借金は企業も国も大量にしているものなので、別に悪いことではありません。ただ、本質は「先延ばし」なのです。「本来は今すべき苦労を先に伸ばす」というのが、キャッシングであり借り入れなんですね。

返済計画再編のためのローンで返済期間が延長されるというのは「それをさらに先延ばしにした」ということなのです。くれぐれも、月々の返済負担が減って喜ぶ…ということはないようにしてください。(一息つくくらいは、まったく問題ありませんが)

極力、一部繰り上げ返済をする

借り入れを返済計画を再編して返済期間が延びたとしても、そもそもそのままのスケジュールで返済するから悪いのであって、自主的に任意返済・臨時返済をしていれば問題ないということです。繰り上げ返済のように「いきなり全額」は返済できなくても、「一部繰り上げ返済」を小まめにすることはできます。

金利が下がったり、返済の手間・手数料が減ったということは、こうした任意返済・臨時返済についても、以前より楽になっているはずなんですね。なので、その勢いに乗ってどんどん追加返済をしていけば、「返済期間のリスケジュールによって、最終的な利子総額が増える」という返済計画再編のためのローンのデメリット・注意点は、問題なく解決する…というわけです。

返済計画再編のためのローンの上限金利に注意

返済計画の再編をしたのに金利が下がらない…という原因のもう一つのものとして「そもそも、その返済計画再編のためのローンの金利設定が、普通のキャッシングと同じ」ということがあります。事前に利息シミュレーションをしないで返済計画の再編をした方々によくある失敗ですが、ここではこの原因について書いていきましょう。

普通のキャッシングと同じ金利?

実は返済計画再編のためのローンと言っても、必ずしも普通のキャッシングより低金利に設定されているというわけではありません。たとえば消費者金融の返済計画再編のためのローンの上限金利の場合、アコム・プロミスは下のようになっています。

  • アコム…18.0%(実質年率)
  • プロミス…17.8%(実質年率)

カードローンの知識がある人ならすぐわかると思いますが、これはプロミス・アコムの通常のキャッシングの上限金利とまったく同じです。借入総額が100万円を超えていれば、これらの上限金利ではなく、利息制限法で決まっている実質年率15%以下の金利になるでしょう。しかし、100万円未満のキャッシング総額の場合は、返済計画再編のためのローンでもこうした「普通の金利」が適用される可能性がある…ということです。

(どんな適用金利になるかは、最終的にはその人のクレジットスコア(信用度)次第なので、ここでは断言できませんが)

少額の時は、アイフルの「おまとめMAX」がおすすめ

もし借入総額が少額の時は、消費者金融の返済計画再編のためのローンの中でもアイフルの「おまとめMAX」をおすすめします。理由は、プロミス・アコムと違って上限金利が15%と、普通のキャッシングより安くなっているからです。上限金利というのは少額の返済計画の再編の時に適用される金利ですが、それがこのように低金利ということは、「少額の時は、アイフルが一番」ということなのです。

高額だったら、プロミスの返済計画再編のためのローン

逆にキャッシング総額が高額の時はどうすべきかというと、これはプロミスの返済計画再編のためのローンがおすすめです。理由は「下限金利が一番低金利」だからです。消費者金融の返済計画再編のためのローンの下限金利だけを一覧にして比較すると下のようになります。

  • プロミス…6.3%(実質年率)
  • アコム…7.7%(実質年率)
  • アイフル…12.0%(実質年率)

このように、プロミスの下限金利(最低金利)がダントツで安くなっているわけですね。アコムもかなり低金利ですが、それでもプロミスに1.4%の差がついているので、プロミスの返済計画再編のためのローンで審査に通るなら、そちらの方が金利・利息面では明らかにいいでしょう。

(アコム・プロミスの返済計画再編のためのローンは、どちらも最高限度額は300万円なので、最高借入枠の違いによってこの下限金利の差が生じている…ということでもありません。いわば「実力」のようなものです)

逆に、アコム・プロミスと違ってアイフルの下限金利を見ると、こちらは全くおすすめできないと言えます。プロミスの2倍近い高金利ですからね。

なので、アイフルの「おまとめMAX」は「少額返済計画の再編のためのローン」と考えていいでしょう。そして高額の返済計画の再編はプロミス…というように使い分けをするのがいいということですね。

消費者金融から銀行カードローンへの返済計画の再編・借入先の変更

言うまでもなく、消費者金融よりは銀行カードローンの方がかなり低金利です。「ということは、消費者金融での多重債務を、銀行カードローンで返済計画を再編するなら確実に低金利になるのでは?」と思う人も多いでしょう。確かに一般的な金利の銀行カードローンであれば、それだけで低金利になります。(絶対ではありませんが、大体なります)

しかし、中には上限金利が消費者金融と同レベルの銀行カードローンもあるため、これらの銀行カードローンだと、低金利にならないということもあるんですね。具体的に言うと、消費者金融の上限金利は「18.0%」ですが、これとほぼ同じ金利の銀行カードローンが(同じといっても上限金利だけですが)意外とあるのです。

上限金利が消費者金融と近い銀行カードローン・一覧

上限金利(高い方の金利)が、消費者金融の金利水準に近い銀行カードローンは、一覧にすると下のようになります。

  • 新生銀行カードローン レイク…18.0%(実質年率)
  • ジャパンネット銀行…18.0%(実質年率)
  • じぶん銀行…17.5%(実質年率)

プロミスの上限金利は「17.8%」なので「消費者金融と同レベル」といえますね。じぶん銀行カードローンについてはやや低金利ですが、それでもあまり変わらないと思っていいでしょう。このように上限金利が消費者金融に近い銀行カードローンもあるので、銀行のキャッシングで返済計画を再編したら必ずしも低金利になるとは限らないわけです。

そのため、もし消費者金融の借り入れを銀行カードローンでまとめるのであれば、上限金利が消費者金融に近い銀行カードローンではなく、実質年率14%程度の一般的な金利の銀行カードローンで返済計画を再編する…というようにして下さい。

なお、ここで「上限金利が消費者金融に近い銀行カードローン」として紹介した新生銀行カードローン レイクなどは、あくまで上限金利が高いだけであって、下限金利は低金利なので、高額借入には向いているということをよく意識して下さい。要はコンセプトによって銀行カードローンでも低金利になる借入総額が違うということです。

場合によっては消費者金融の方が安い

場合によっては、実は消費者金融の方が低利息になることもあります。「金利が同じ」どころか「消費者金融の方が安い」ということです。理由はアコム・プロミス・アイフルだと、初回30日間無利息で借りることができるからですね。(プロミスはWEB明細利用・メールアドレスの登録が必要となっています。)

もちろん、返済計画再編のためのローンは高額なので、初回30日間無利息にすることはできません。しかし、「多重債務のうち、どれか一つの借り入れをこれらの消費者金融に移す」という借入先の変更だったら「1ヶ月だけ」とは言え、消費者金融の方が低利息になります。

そして、上限金利が同じであれば、その後の金利差もないので「ずっと消費者金融の方がリードしたまま」ということです。借入先の変更限定ということで、返済計画再編のためのローンの時ほど大きな違いではありませんが、このように「少しだけ、消費者金融の方が安い」ということすら、あるわけです。

(ちなみに、返済計画の再編と比較すると1件だけの借入先の変更というのは「少しだけ」ですが、普通のキャッシングだったら大きな違いです。全部無利息になるわけですから)

*なお、借入先の変更でも「総量規制を超える融資が必要」な時は、初回30日間無利息は適用できないので注意してください。あくまで年収の3分の1の範囲内で借入先の変更ができる場合に限られます。

普通の銀行カードローンだと、どこがいい?

普通の銀行カードローンというのもなんですが、要するに「ジャパンネット銀行カードローンなどのように、上限金利が高くない銀行カードローン」です。そのような銀行カードローンに消費者金融の借り入れを移す(返済計画の再編・借入先の変更する)場合には、どの銀行カードローンを選ぶのがいいか―。

これはまず公式サイトで返済計画の再編・借入先の変更OKと大きく強調していて、比較的返済計画の再編・借入先の変更の審査に積極的な銀行カードローンが申し込みやすいと言えるでしょう。これは言うまでもなく審査が甘い・ゆるいということではありませんが、借入先の変更・返済計画の再編を歓迎していない銀行カードローンを歓迎していない銀行カードローンよりは歓迎している銀行カードローンの方が比較的審査に申し込みやすい…ということは、誰でも想像がつくでしょう。

ということで、一般的な金利の銀行カードローンで返済計画を再編するのであれば、その銀行カードローンが借入先の変更・返済計画の再編を解説しているか歓迎していないか…ということを最初にチェックするといいでしょう。

返済計画再編のためのローンで利子総額が増える原因・まとめ

以上、返済計画再編のためのローンによって借金を返済計画を再編したのに利子総額が増える…という要因をまとめてきました。最後にポイントを箇条書きすると、下のようになります。

  • 消費者金融から消費者金融の返済計画の再編では、借入総額100万円以上でなければ、低金利になりにくい
  • 消費者金融から銀行カードローンの返済計画の再編でも、銀行カードローンの金利による
  • 上限金利が消費者金融に近い銀行カードローンだと、やはり金利は変わらない
  • 返済期間が延長されると、最終的な利子総額が増える
  • 返済期間が延びても、自主的に任意返済・臨時返済すれば問題ない

このような点に注意して借り入れを返済計画を再編していただければ、まず返済計画再編のためのローンによって損することはありません。念のために注意点を書いたのみで、多重債務を返済計画の再編すれば金利・利息面でも、返済の手間・手数料でも有利になるというのは基本ですから、返済計画の再編自体は、ぜひ積極的にして下さい。

一緒に読まれている記事一覧

  • キャッシング総合人気ランキング
  • 即日融資カードローンランキング
  • 専業主婦カードローンランキング
  • おまとめカードローンランキング

キャッシング総合人気ランキング(当サイトおすすめ順)