アイフルの金利は低い?借入金利と返済手数料を徹底調査

銀行カードローンナビ

2016.09.01

散らばる小銭とお札

アイフルの金利は大手の消費者金融の標準

アイフルの金利は、大手の消費者金融の標準レベルとなっています。実質年率で表現すると「4.5%~18.0%」となっています。これがどのように標準的なのか、他の大手の消費者金融と比較してみましょう。

他の消費者金融と比較すると?

アイフルも含めた大手の消費者金融の実質年率を一覧にすると下のようになります。

  • アイフル…4.5%~18.0%(実質年率)
  • プロミス…4.5%~17.8%(実質年率)
  • SMBCモビット…3.0%~18.0%(実質年率)
  • アコム…3.0%~18.0%(実質年率)
  • ノーローン…4.9%~18.0%(実質年率)

このように、上限金利の実質年率18%は、プロミス以外、みんな同じということがわかります。(この実質年率は2016年11月時点のものなので、最新の情報は違っているかも知れません。キャッシングの審査に申し込む前に、それぞれの消費者金融の公式サイトで、一度確認するようになさって下さい。

何はともあれ、上限金利についてはこのように「他の消費者金融とアイフルはほとんど同じ」というのがわかるでしょう。次に下限金利についても比較していきます。

下限金利で他の消費者金融と比較

アイフルと他の消費者金融の下限金利のみ一覧にすると下のようになります。

  • アイフル…4.5%(実質年率)
  • プロミス…4.5%(実質年率)
  • アコム…3.0%(実質年率)
  • SMBCモビット…3.0%(実質年率)
  • ノーローン…4.9%(実質年率)

こうして見ると「アコム・SMBCモビットの3.0%という下限金利の方が、アイフルより大幅に低金利なのでは?」と思う人もいるかも知れません。しかし、これは、SMBCモビット・アコムの最高限度額が800万円で、アイフルの500万円より多いというのが理由なんですね。

カードローン・消費者金融・キャッシングの知識がある人なら完全に常識として理解しているでしょうが、キャッシングの適用金利というのは「借入金額が大きくなるほど低金利になる」というものなんですね。

ということは、高額借入がしやすい「最高限度額の大きいキャッシングブランド」というのは、それだけ「下限金利も低くなりやすい」ということなのです。

なので、アイフルの500万円という最大融資枠より、800万円という最大融資枠が設定されているSMBCモビット・アコムの方が、下限金利が低くなるのは当然と言えば当然なわけです。なので、決してアイフルの下限金利やプロミスの下限金利が、SMBCモビット・アコムよりも高いということではありません。

(また逆に、ノーローンだけ「4.9%」という少々高めの下限金利なのも「最高限度額300万円」と少額の最高借入枠が設定されているからであり、決して他の消費者金融と比較して下限金利で不利…というわけではありません)

何はともあれ、このように上限金利で見ても下限金利で見ても、アイフルは大手の消費者金融の標準的な金利に設定されている…ということです。

初回30日間無利息が大きなメリット

アイフルの金利・利息面での大きなメリット・長所は、初回30日間無利息で借り入れができるという点。これは少しでもお金を借りることに関する知識がある人だったら、ありとあらゆるカードローン・キャッシングの情報サイトで見聞きしたことがあるでしょう。

初回30日間無利息というのは、文字通り「最初の1ヶ月の利息がなしになる」というもの。1ヶ月をオーバーしてもOKです。オーバーした日から利息のカウントが始まるというだけであって、最初の1ヶ月に発生したはずの利息はすべて未来永劫払わなくていいというシステムになっています。

もちろん、重度の延滞・滞納などをしたり、規約違反をするなどしたら、初回30日間無利息が取り消されるということもあり得ます。そのような特殊なケースはありますが、ほとんどの利用者の場合は、初回30日間無利息の場合、最初の1ヶ月に生まれた利子・利息はすべてもうずっと払わなくていい…という風になります。

このシステムでキャッシングをすると、アイフルのような消費者金融でも最初の5ヶ月程度、銀行カードローンよりも低利息でキャッシングができるということも、キャッシングの世界ではかなり有名な事実です。「消費者金融といったら高金利で高利息」というイメージしか持っていない方には、これはかなり意外でしょう。しかし、実際に計算するとそうなるわけですね。

ということで「実質年率(金利)こそ、消費者金融の標準的なレベル」ということで、特に特徴はありませんが、初回30日間無利息でキャッシングができるという点で、アイフルは「短期間・少額の借り入れだったら、多くの銀行カードローンよりも有利になる」という利点があるわけです。

アイフルの返済方法と手数料

続いて、アイフルの返済方法やそれにまつわる手数料について書いていきましょう。キャッシングで最終的な利子総額を圧縮するためには、やはり小まめに臨時返済をする必要があります。そうした任意返済・臨時返済をよくしようと思っている方にとっては、ATM利用手数料などの話題は特に重要なテーマなので、ぜひ参考にしてみて下さい。

アイフルの専用ATMでの返済なら無料

まず、アイフルには自社ATM・専用ATMがあります。ここでの返済なら、当然ですがATM利用手数料はかかりません。なので、アイフルでキャッシングをした人で、できるだけ小まめに任意返済したいという方がいたら、特にアイフルの専用ATM・自社ATMATMを利用するのがいいでしょう。

提携コンビニATM・提携銀行ATMは手数料がかかる

一方、アイフルのATM返済のデメリット・注意点も書くと、提携コンビニATM・提携銀行ATMでの返済にはATM利用手数料がかかるようになっています。返済もできるし借り入れもできるので便利ですが、ATM利用手数料がかかることを知らずにたくさん利用してしまうと、手数料の方が利子や利息よりも高くなる…という事態に陥りかねないので、この点は注意してください。

基本的に、アイフルだけでなく、消費者金融の借入・返済は、提携コンビニATMや銀行ATMでは有料になるというのが基本です。例外としてたまに「銀行ATMが無料で使える」という消費者金融もあるようですが、これも時期によって変動があるかも知れないので、何とも言えません。

何はともあれ、アイフルの「提携コンビニATM・提携銀行ATMでの借入・返済は、ATM利用手数料がかかる」というのは「アイフルだけの利用条件が厳しい」とか「サービスが悪い」ということではまったくないので、この点は理解して下さい。

アイフルのその他の返済方法

アイフルのその他の返済方法としては、下の2通りがあります。

  • 銀行振込
  • 口座振替

口座引落(口座振替)については、毎月1回の約定返済・定期返済として使うのが基本です。これはクレジットカードの支払いや公共料金・電話料金などの支払いでも、多くの人が使っている方法なので、馴染みがあるでしょう。

銀行振込については、アイフルの「返済専用口座」に振り込みをします。普通の買い物での銀行振込と仕組みはまったく同じなので、UFJダイレクト・SMBCダイレクトなどのオンラインバンキング(ネットバンキング)に登録している方なら、それを利用してネット上で銀行振込による返済をする…ということも可能です。

つまり、コンビニ・銀行まで出かけなくても、自宅でパソコン・スマートフォンを使ってアイフルの返済ができる…ということですね。特に悪天候で外出したくないという時や、体調不良で外出がしにくいという時など、このようにネットバンキング(オンラインバンキング)を使って返済できるというのは、非常に助かるシステムでしょう。

銀行カードローンの無利息期間と比較

先程、アイフルの金利・利息面のメリットとして「短期間なら銀行カードローンよりも低利子になる」という点を指摘しました。言うまでもありませんが、これはアイフルの初回30日間無利息のような無利息期間を持っていない銀行カードローンと比較した場合ということです。

となると「銀行カードローンで、アイフルと同様に無利息キャッシングができる借入先の場合はどうなるのか」という検討が必要です。ここではそのような比較検討をしていきましょう。

新生銀行カードローン レイク

銀行カードローンで無利息期間が便利といったら、圧倒的に口コミ・評判で支持されているのが「新生銀行カードローン レイク」です。

  • 初回30日間無利息
  • 5万円まで180日間無利息

このように、1種類だけではなく、2種類の無利息期間を用意している…というのがその理由です。両方併用することはできないのですが、併用はできなくても、選択肢が広がるという点でも、アイフルなどの他の消費者金融・銀行カードローンよりも有利といえます。

気になるのは通常金利ですが、新生銀行カードローン レイクとアイフルは、通常の実質年率(金利)がまったく同じです。(少なくとも、この記事を執筆している、2016年11月中旬時点では)

  • アイフル…4.5%~18.0%(実質年率)
  • 新生銀行カードローン レイク…4.5~18.0%(実質年率)

という実質年率なんですね。どちらもまったく変わらない…というのがわかるでしょう。

となると、初回30日間無利息を適用した時も、金利・利息面の差はないということになります。強いて言うなら、新生銀行カードローン レイクは5万円まで180日間無利息を選ぶこともできるという点で、ほんの少しアイフルより金利・利息面で有利になる…という見方もできます。

(しかし、基本的にはアイフル・レイクの差はほとんどないと考えて下さい。)

しずぎんカードローン・セレカ

続いて「しずぎんカードローン・セレカ」とも比較してみましょう。静岡銀行が提供している銀行カードローンですね。

結論を書くと、しずぎんカードローン・セレカの「最大45日間利息キャッシュバック」は、アイフルの「初回30日間無利息」よりも低利子になる可能性があるとなります。これは日数を比較すればわかるでしょう。

  • アイフル…30日で固定
  • 静岡銀行…最大45日

このように、しずぎんカードローン・セレカだったら「無利息期間が15日長くなる可能性がある」わけですからね。単純計算で「1.5倍、低利息になる」ということです。この点では、静岡銀行の方がアイフルより有利…と思う方が多いでしょう。

ただ、静岡銀行の最大45日間利息キャッシュバックは、「15日になってしまうリスクもある」という点に注意が必要です。要は申し込むタイミングによって無利息期間の長さが変わるのですが、全体だと「15日~45日」のどれかになる…ということですね。

そう考えると、「30日」で固定されているアイフルの方が、わかりやすくて「いつ申し込みしても無利息になる」という点で、しずぎんカードローン・セレカよりも勝っている…という見方もできます。

その他の銀行カードローンと比べると?

新生銀行カードローン レイク、しずぎんカードローン・セレカ以外の銀行カードローンは、無利息サービスを常備している…という借入先がありません。楽天銀行スーパーローン(カードローン)・オリックス銀行カードローンなどが一時的に採用していたことはありますが、あくまで期間限定のものでしたし、今後も常設があるかはわかりません(2016年11月現在)。

たまにトマト銀行などの地方銀行のカードローンでも、初回30日間無利息などのキャンペーンを実施していることはあります。しかし、これもやはり突発的なものなので、アイフルやアコムなどの大手の消費者金融のように、あるいは新生銀行カードローン レイクのように「常時利用できる」というものではありません。

ということを考えると、新生銀行・静岡銀行以外の銀行カードローンについては、「最初の5ヶ月はアイフルの方が低利息」という「初回30日間無利息の方程式」が成立する…と考えていいでしょう。

アイフルの実質年率(金利)・返済方法、まとめ

このように、アイフルの返済方法や手数料、金利(実質年率)などのポイントについて情報を提供してきました。最後にポイントを整理すると下のようになります。

  • アイフルの実質年率(金利)は「4.5%~18.0%」である
  • プロミスとほぼ同じ金利
  • 大手の消費者金融の標準的な実質年率(金利)
  • 初回30日間無利息でお金を借りることが可能
  • 最初の5ヶ月ほど、一般的な銀行カードローンよりも低利息になる

これが金利・利息面についてで、返済方法については下の通りです。

  • アイフルの専用ATM・自社ATMだったらATM利用手数料が発生しない
  • 提携銀行ATM・提携コンビニATMでは、ATM利用手数料がかかる
  • 銀行振り込み・口座振替による返済もできる
  • オンラインバンキング(ネットバンキング)なら自宅から返済できる

以上、アイフルの返済方法と手数料についてのポイントです。アイフルの専用ATMは街中のあちこちにあるので、ATM利用手数料なしでの返済もしやすく、早期完済がしやすい消費者金融…ということができるでしょう。

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